神奈川県横浜市青葉区における外壁塗装の需要と最適な時期
丘の横浜と呼ばれている横浜市青葉区。「外壁塗装の需要はどうなるのか?」「青葉区で外壁塗装するとしたらいつがいいの?」そんな疑問に青葉区の特色を絡め解説します。
横浜市青葉区の気候の特徴、そこからわかる外壁塗装の最適な時期
外壁塗装におすすめ時期
台風シーズンを除いた1月〜8月・11月〜12月がおすすめです。
台風シーズンである9月中旬〜10月初旬は雨の日が多いため、あまり適していません。
外壁塗装の最適な条件
外壁塗装は「気温5℃以上、湿度85%以下」であれば行えるといわれています。 そのため外壁塗装に最適な時期は、気温が一定以上で空気が乾燥している季節です。 逆に、湿度が高い雨の日や冬の寒い日などは塗装工事を行うのに適しておらず、施工期間が延びてしまうおそれがあります。
青葉区の気候の特徴と月ごとの平均降水量
グラフ:青葉区の月ごとの平均降水量と平均気温(1991~2020年)
出典:「過去の気象データ」(気象庁ホームページより)
この地域は太平洋側気候です。
太平洋側気候の特徴として、冬は晴天が続き乾燥した季節風が吹きます。夏は太平洋高気圧の影響で梅雨や台風による降水が多いことなどがあげられます。
上記の降水量のグラフを見てみると、 6月の梅雨時は降水量が増え、梅雨を抜けたらいったん落ち着きます。 そこから台風シーズンである9月10月でまた降水量が増加します。 以上のことから特に降水量が多くなる9月10月は避けたほうがいいでしょう。
横浜市青葉区の一戸建て住宅数、住宅着工数からわかる需要の変化
グラフ:横浜市青葉区と神奈川県の一戸建て住宅数比較(2003年~2018年)
グラフ:横浜市青葉区と神奈川県の新設住宅着工戸数(持家)(2011年~2019年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
青葉区の外壁塗装の需要はどうなっていく?
持ち家の住宅数の増加、新設着工戸数の増加からますます外壁塗装の需要が高まることが予想されます。 また、外壁塗り替え時期は10年後がベストと言われています。 このことから、着工数が多かった2013年の10年後である2023年前後に需要が上がっていくことが期待されます。
一戸建て住宅数からわかること
一戸建て住宅数は年々増加しています。
青葉区は横浜市の北西部に位置しており、区の東側には東名高速道路と国道246号が南西にかけて走っています。国道246号に沿うようにして東急田園都市線も走っており、都心へアクセスがしやすいです。そのため、東京都市圏のベッドタウンといわれており、今後も住宅数は増えていくことが予想されます。
新設住宅着工戸数からわかること
神奈川県、青葉区ともに新設住宅着工戸数は2018年〜2019年にかけて増加傾向にあります。 また、2011年〜2019年の中では2013年に最も着工数が多くなっています。 このことから、10年後の2023年前後に需要が上がっていくことが考えられます。
まとめ
- 外壁塗装のおすすめ時期は台風シーズンを除いた1月~8月・11月~12月
- 外壁塗装の需要はますます高まっていくことが予想される
神奈川県横浜市外壁塗装の費用推移
横浜市の1m2あたりの外壁塗装の費用推移です。2015年と2022年を比較すると988円上昇しています。平均は6,611円/m2でした。
年度 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
費用(円/m2) | 6,170 | 6,170 | 6,243 | 6,345 | 6,484 | 7,158 | 7,158 | 7,158 |
神奈川県横浜市青葉区の塗装費用の相場
横浜市青葉区の2018年度の延べ床面積をもとに塗装代を概算すると340,527円になります。使用する塗料や塗装会社の料金設定によって金額は異なるため、実際の費用と異なります。※足場代などその他費用は含まない
計算式:延べ床面積×1.3(係数)×2,500(シリコン塗料)
年度 | 2003 | 2008 | 2013 | 2018 |
---|---|---|---|---|
延べ床面積(m2) | 106 | 104.86 | 103.61 | 104.64 |
横浜市青葉区の助成金情報
横浜市青葉区では外壁塗装の助成金制度を実施している可能性があります。詳細はこちらからご確認ください。