大阪府吹田市(すいたし)の外壁塗装におすすめの季節と注意点
吹田市は温暖で天候が穏やかな地域のため、1年中外壁塗装を行えます。しかし、湿度が高く月によっては注意が必要なため、施工会社へ依頼する前に注意が必要な時期をチェックしてください。
この記事では
- 大阪府吹田市で外壁塗装におすすめの季節はいつ?注意点は?
- 大阪府吹田市で今後の外壁塗装の需要はどうなる?
以上2点について解説します。
大阪府吹田市で外壁塗装するなら春、秋!
グラフ:大阪府の平均降水量と平均気温(1991~2020年)
出典:過去の気象データ(気象庁ホームページより)
外壁塗装を行うには、次の3つの気候条件を満たす必要があります。
- 気温が5℃以上
- 湿度85%以下
- 降雨や強風など、悪天候でない
吹田市の外壁塗装は春、秋がおすすめです。この季節は気温が一定以上で雨も少ないため、外壁塗装に適しています。また、吹田市は1年を通して湿度が高い地域ですが、春、秋は比較的湿度が低いため、塗料が乾きやすく、スムーズに工事を進められます。
春、秋は施工会社の繁忙期になるため、この時期に施工したい方は少なくとも2カ月前には依頼しておきましょう。
外壁塗装に注意が必要な季節
施工期間をなるべく短くしたい方は、梅雨の6、7月は避けて工事を行いましょう。6月、7月はは平均13日が雨天日のため、月の3分の1は塗装工事が行えません。外壁の塗り替えは、だいたい10日ほどで終わりますが、雨天が多い月は3~7日施工期間が長くなるおそれがあります。
また、工事期間は基本的に窓を開けられないため、じめじめした空間を閉めっきりで生活しなければなりません。家にいることが多い方や施工を終わらせたい期限が決まってる方は、6、7月を避けて依頼しましょう。
おすすめ塗料の選び方
塗料選びは、長期的な視点で選ぶことが大切です。
同じ住宅に20年、30年と住み続けるなら、外壁塗装は2回か3回必要になります。 そのため、1回目の塗装工事で安価な塗料を使用して費用を抑えられても、その分早く劣化してしまうと塗り替える回数が増えてしまうのです。
外壁塗装の費用は、塗料代だけでなく足場代や洗浄代など、工事をするたびにかかってしまう費用があるため、トータルで見ると損をしてしまいます。 以下に主要な塗料を5つまとめましたので、自身の将来設計などを考えてご検討してください。
塗料名 | 耐用年数 | 特徴 | 単価(m2) |
---|---|---|---|
シリコン塗料 | 10~15年 | 耐用年数が長く、価格も手ごろでコストパフォーマンスに優れている | 2,300~3,000円 |
ラジカル塗料 | 12~15年 | シリコン塗料に代わる、近年主流の塗料 | 2,500~3,000円 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 一般の塗料では一番ランクが高い。耐久性に優れているが高価 | 3,800~4,800円 |
無機塗料 | 20~25年 | 汚れにくく、親水性に優れているため、汚れが付着しても雨水で洗い流せるが高価 | 4,500~5,500円 |
吹田市で外壁塗装の需要増の見込み。早めの依頼を!
グラフ:大阪府と吹田市の新設住宅着工戸数(持家)(2011年~2019年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
吹田市の新設住宅着工戸数は2018~2019年にかけて大幅に増加しており、それに伴って外壁塗装の需要も増加しています。
また、吹田市は2013年に多くの住宅が着工されているため、外壁を塗り替えるタイミングの目安である10年後の2023年前後に外壁塗装の需要が増加することが予想されます。 外壁塗装の需要が増加すると、目当ての施工会社に依頼できないおそれがあるため、外壁塗装を検討中の方は、早めの依頼をおすすめします。
大阪府吹田市の塗装費用の相場
吹田市の2018年度の延べ床面積をもとに塗装代を概算すると322,839円になります。使用する塗料や塗装会社の料金設定によって金額は異なるため、実際の費用と異なります。※足場代などその他費用は含まない
計算式:延べ床面積×1.3(係数)×2,500(シリコン塗料)
年度 | 2003 | 2008 | 2013 | 2018 |
---|---|---|---|---|
延べ床面積(m2) | 100.76 | 99.53 | 97.08 | 99.97 |
吹田市の助成金情報
吹田市では外壁塗装の助成金制度を実施している可能性があります。詳細はこちらからご確認ください。