鹿児島市の外壁塗装におすすめの季節と注意点
鹿児島市は雨が多く湿度が高い地域ですが、春と秋でなくても1年を通して問題なく外壁塗装を行えます。 しかし注意点があるため、地域の気候特徴と絡めて解説します。外壁塗装を検討中の方は参考にしてください。
この記事では
- 鹿児島市で外壁塗装におすすめの季節はいつ、注意点は？
- 鹿児島市で今後の外壁塗装の需要はどうなっていく？
以上2点について解説します。
鹿児島市で外壁塗装するなら春、秋！
グラフ：鹿児島県の平均降水量と平均気温（1991～2020年）
出典：「過去の気象データ」（気象庁ホームページより）
外壁塗装が適している気候条件には、次の3つがあります。
- 気温が5℃以上
- 湿度85％以下
- 降雨や強風など、悪天候でない
鹿児島市の外壁塗装は春、秋がおすすめです。
この時期は気温が一定以上あり、雨も少ないため、外壁塗装に適しています。 特に、3～5月は雨が少なく、スケジュール通りに施工できるでしょう。
また、この地域は温暖な地域で、冬でも平均気温が5℃を上回っているため、問題なく外壁塗装を行えます。 外壁塗装を検討中の方は、冬でも施工会社に問い合わせることをおすすめします。
鹿児島市の注意点！
鹿児島市はほかの地域と比べて住宅が劣化しやすい地域です。
その理由として、以下の3点があります。
- 桜島の火山灰の影響
- 海からくる潮風の影響
- 南国の強い日差しによる紫外線の影響
桜島の火山灰の影響
火山灰は硬く角ばった形状をしているため、付着すると住宅が傷つきやすく塗装の劣化が早くなります。また、屋根に降り積もった火山灰を放置しておくと、雨が降ったとき火山灰が水を含んで重くなります。そうなると、屋根にかかる荷重が大きくなるため最悪の場合、住宅がつぶれてしまうのです。
海からくる潮風の影響
鹿児島市は海に面した地域のため塩害の危険があります。 塩害とは、海から風で運ばれた塩分が原因で金属や外壁材が劣化する現象です。
塩害の影響を受けると、金属がさびてしまい穴が空いてしまうこともあります。 少しでも被害を抑えるために、定期的に住宅を洗浄したり早めに外壁や屋根を塗り替えたりする必要があります。
南国の強い日差しによる紫外線の影響
住宅は風雨や、紫外線の影響を受けて劣化します。そのため、日差しが強い南国は劣化が早くなりやすいです。 外壁が劣化すると、以下の劣化症状があらわれます。
| 劣化症状 | 概要 |
|---|---|
| 変色、色あせ | 外壁が劣化して、防水性が低下していることを示す |
| チョーキング | 外壁の表面に白い粉が出現すること。外壁が劣化しているサイン |
| ひび割れ | 幅0.3ｍｍ以上のひび割れには注意。雨水が浸入して室内の雨漏りにつながる |
| コーキングの割れ、はがれ | 外壁のつなぎ目部分に施工されるゴム状の素材が、寿命により弾力性や接着性がなくなってしまった状態 |
紫外線の1番の対策は、劣化症状があらわれたら早めに外壁を塗り替えることです。 外壁が劣化したら早めに対処しましょう。
鹿児島市は弾性塗料がおすすめ！
塗料の中には特別な機能を持った、機能性塗料があります。
機能性塗料は通常の見た目を整える役割と、外壁を保護する役割に加え、熱を防いだり、カビから外壁を守ったりと、生活を快適にする役割があります。
鹿児島市は年間を通して降水量が多い地域のため、防水性が高い弾性塗料がおすすめです。
雨が多いと、その分劣化が早くなりますが、弾性塗料を使用することで劣化を遅らせることができます。機能性塗料を使用することで費用が高くなるデメリットがありますが、長い期間でみると塗り替え回数が少なくなり、費用を抑えられます。予算に余裕がある方はご検討ください。
| 塗料名 | 特徴 |
|---|---|
| 遮熱塗料 | 日光を効率よく反射して、屋根や外壁の表面温度を下げる効果を持つ |
| 断熱塗料 | 熱や冷気の出入りを少なくして、室内の温度を適切に保つ |
| 低汚染塗料 | 塗装表面に汚れが付きにくく、親水性が高い 水になじみやすいため、汚れが落ちやすい |
| 防カビ、防藻塗料 | 菌が繁殖しにくくなる薬剤を混ぜており、カビや藻の繁殖を抑制する |
| 弾性塗料 | 通常、住宅にひびが入ると塗料も割れてしまうが、弾性が高いため、割れ目ができず水の侵入を防げる |
鹿児島市で外壁塗装の需要増の見込み。お得な補助金制度もあり!?
グラフ：鹿児島県と鹿児島市の一戸建て住宅数比較（2003年～2018年）
グラフ：鹿児島県と鹿児島市の新設住宅着工戸数（持家）（2011年～2019年）
出典：統計ダッシュボード（https://dashboard.e-stat.go.jp/）
外壁塗装はお早めに！2023年以降に需要が増加
鹿児島市は2018～2019年にかけて新設住宅着工戸数が増加しており、それに伴って外壁塗装の需要も増加しています。 また、鹿児島市は2013年に多く住宅が着工されているため、外壁塗り替えのタイミングである10年後の2023年前後に外壁塗装の需要が増加することが予想されます。 外壁塗装の需要が増加すると、目当ての施工会社に依頼できないおそれがあるため、外壁塗装を検討中の方は、早めの依頼をおすすめします。
鹿児島はお得補助金制度あり！
鹿児島市は、最大40万円の補助が受けられる補助金制度があります。
補助を受けるには以下の条件があります。
- 住宅の条件を満たしている
- 市税を滞納していない者
- 過去に安全安心住宅ストック支援事業のリフォームを利用していない
- 対象工事が20万円以上である
- ほかの住宅関連助成制度と工事内容が重複しない
- 過去に鹿児島市木造住宅耐震診断・耐震改修工事補助事業の補助金交付を受けていない
詳細な補助条件や補助内容、必要書類などはすべて「安全安心住宅ストック支援事業申請の手引き」に掲載されていますので、ご利用する際は必ずご確認ください。
まとめ
- 鹿児島市で外壁塗装をするなら春、秋がおすすめ
- 鹿児島市の外壁塗装の需要は2023年前後に増加することが予想される
T.S
問い合わせから対応までのスピードがとても早くてびっくりしました。さまざまな提案をして頂き今回は無機塗料にしました。 Re.houseさんはメリット・デメリットをしっかり話してくれたので信用出来ました。