佐賀県鹿島市の外壁塗装におすすめの季節と需要
鹿島市は海に面しているため塩害(海風の影響で外壁材や金属が劣化する現象)の危険があります。
塩害の影響を受けると、住宅の劣化が早くなるため外壁材や塗料選びで対策する必要があります。海沿いの地域でおすすめの外壁材と塗料を紹介しますので、チェックしてから施工会社へ依頼してください。
この記事では
- 佐賀県鹿島市で外壁塗装におすすめの季節はいつ?塩害に注意!
- 佐賀県鹿島市で今後の外壁塗装の需要はどうなる?
以上2点について解説します。
佐賀県鹿島市で外壁塗装するなら春、秋!塩害に注意!
グラフ:佐賀県の平均降水量と平均気温(1991~2020年)
出典:「過去の気象データ」(気象庁ホームページより)
外壁塗装におすすめの季節
外壁塗装を行うには、次の3つの気候条件を満たす必要があります。
- 気温が5℃以上
- 湿度85%以下
- 降雨や強風など、悪天候でない
鹿島市の外壁塗装は春、秋がおすすめです。
この季節は気温が一定以上あり、雨も少ないため外壁塗装に適してます。
また、この地域は冬でも気温が5℃を上回っているため、問題なく外壁塗装を行えます。
外壁の劣化が気になる場合は、冬でも施工会社へ問い合わせてみましょう。
鹿島市は塩害に注意!おすすめの外壁材と塗料
鹿島市は海に面した地域のため、海沿いに住宅がある方は塩害の影響があります。
塩害とは、風で運ばれた塩分が原因で金属や外壁材を劣化させる現象です。
塩害により劣化した金属や外壁を放置すると、雨漏りや外壁の損傷などにつながるため、しっかりと対策する必要があります。
- 1.おすすめの外壁材
- 樹脂系サイディングがおすすめです。
この外壁材は30年近い耐久年数を誇っており、さびや腐食の不安がほとんどないため、塩害の影響がある地域でよく使用されます。また、手入れが楽で塗装やコーキングのメンテナンスがほぼ必要ありません。 しかし、取り扱ってる施工会社が少ないため、施工費が他の外壁材と比べて高かったり、会社選びが大変だったりと、苦労することもあります。 - 2.おすすめの塗料
- 耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料がおすすめです。
これらの塗料は耐久性が高い分費用がかかりますが、その分外壁のメンテナンス回数を少なくできるため、トータルでみると費用を抑えられます。予算に余裕がある方はご検討ください。
塗料名 | 耐用年数 | 特徴 | 単価(m2) | ウレタン塗料 | 8~10年 | 一定の耐久性があるうえに、安価で使用できる | 1,700~2,200円 |
---|---|---|---|
シリコン塗料 | 10~15年 | 耐用年数が長く、価格も手ごろでコストパフォーマンスに優れている | 2,300~3,000円 |
ラジカル塗料 | 12~15年 | シリコン塗料に代わる、近年主流の塗料 | 2,500~3,000円 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 一般の塗料では一番ランクが高い。耐久性に優れているが高価 | 3,800~4,800円 |
無機塗料 | 20~25年 | 汚れにくく、親水性に優れているため、汚れが付着しても雨水で洗い流せるが高価 | 4,500~5,500円 |
鹿島市で外壁塗装の需要増の見込み。早めの依頼を!
グラフ:佐賀県と鹿島市の新設住宅着工戸数(持家)(2011年~2019年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
外壁塗装はお早めに!2023年前後に需要が増加
鹿島市の新設住宅着工戸数は2018~2019年にかけて増加しており、それに伴って外壁塗装の需要も増加しています。
また、鹿島市は2013年に多くの住宅が着工されているため、外壁を塗り替えるタイミングの目安である10年後の2023年前後に外壁塗装の需要が増加することが予想されます。
外壁塗装の需要が増加すると、目当ての施工会社に依頼できないおそれがあるため、外壁塗装を検討中の方は、早めの依頼をおすすめします。
佐賀県鹿島市の塗装費用の相場
鹿島市の2018年度の延べ床面積をもとに塗装代を概算すると491,619円になります。使用する塗料や塗装会社の料金設定によって金額は異なるため、実際の費用と異なります。※足場代などその他費用は含まない
計算式:延べ床面積×1.3(係数)×2,500(シリコン塗料)
年度 | 2003 | 2008 | 2013 | 2018 |
---|---|---|---|---|
延べ床面積(m2) | 149.48 | 148.85 | 158.48 | 148.26 |
鹿島市の助成金情報
鹿島市では外壁塗装の助成金制度を実施している可能性があります。詳細はこちらからご確認ください。