東京都府中市における外壁塗装の需要と最適な次期
家を建ててそろそろ10年。外壁塗装をお願いしたいけど、「外壁塗装で最適な時期はいつなの?」「府中市内の外壁塗装の需要はどうなるの?」そんな悩みをお持ちの方へ公的機関が公表しているデータをもとにわかりやすく解説します。
府中市の月ごとの降水量と気温の特徴、そこからわかる外壁工事の最適な時期はいつ?
グラフ:東京都府中市の平均降水量と平均気温(1991~2020年)
出典:「過去の気象データ」(気象庁ホームページより)
外壁工事におすすめ時期
結論として、降水量が少なく気温も安定している、春〜秋にかけてが外壁工事におすすめだと言えます。
外壁塗装の最適な時期の条件
まず外壁塗装の最適な条件は「気温5℃以上、湿度85%以下」といわれています。 このことから、外壁塗装に適してる時期は、気温が一定以上で空気が乾燥している季節が適していることがわかります。 逆に湿度が高い雨の日や、冬の寒い日などは塗装工事を行うのに適していません。
府中市の気温、降水量の特徴
上記は気象庁で公開されているデータをもとにグラフ化した、東京都府中市の平均降水量と平均気温です。 このグラフから、9月〜10月に降水量が多く、12月〜2月は降水量が少ないことがわかります。 しかし、台風の影響で多少時期がずれる可能性がありますので注意が必要です。 例として、2021年では7月〜8月が一番降水量が多く、2020年では6月〜7月、2019年では9月〜10月が最も多く降水量が観測されました。 このことから梅雨時から秋にかけての台風シーズンは天気に注意する必要があるでしょう。
平均気温においては、1月が5℃を下回っており、2月まで5℃台を推移しています。 低い気温下での外壁塗装には不適切な点が2つあります。
- 1.気温が低いと塗料が固まるまで時間がかかる
- 塗料後の外壁に埃がついたり、水滴がついたりしてしまうリスクが高まることです。
- 2.結露が発生しやすくなる
- 結露でぬれている状態では塗装ができませんので、乾くのを待つしかありません。
そのため1月、2月は外壁塗装の施工に向いていない日が多く、施工期間が延びるおそれがあります。
府中市の戸建住宅数と住宅着工数から、府中市における今後の外壁塗装の需要を解説
グラフ:府中市と東京都の一戸建て住宅数比較(2003年~2018年)
グラフ:府中市と東京都の新設住宅着工戸数(持家)(2011年~2019年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
府中市の戸建て数と新設住宅着工戸数の特徴
上記の2つのグラフはそれぞれ東京都全域と府中市の「一戸建て住宅数」と「新設住宅着工数(持家)」を比較したものです。 東京と府中市の一戸建て住宅数比較のグラフを見てみると、両者とも増加傾向にあるといえます。このことから一戸建ての住宅はますます需要が高まり、外壁塗装の需要も高くなっていくことが見込まれます。
持ち家の新設住宅着工戸数は2013年がピークであったことがわかります。 外壁の塗り替えでは約10年ごとに行うのが推奨されているため、2022年前後から外壁塗装の需要が増えることが予想できます。
東京都府中市の塗装費用の相場
府中市の2018年度の延べ床面積をもとに塗装代を概算すると304,354円になります。使用する塗料や塗装会社の料金設定によって金額は異なるため、実際の費用と異なります。※足場代などその他費用は含まない
計算式:延べ床面積×1.3(係数)×2,500(シリコン塗料)
年度 | 2003 | 2008 | 2013 | 2018 |
---|---|---|---|---|
延べ床面積(m2) | 95.8 | 93.82 | 92.58 | 92.39 |
東京都府中市の助成金情報
東京都府中市では外壁塗装の助成金制度を実施している可能性があります。詳細はこちらからご確認ください。