落書き消しは業者<プロ>にお任せ！費用はいくら？DIYは難しい？

家に落書きをされてしまったときは、専門の業者に依頼するのが手っ取り早い方法です。費用はかかりますが、スプレーやペンキなどで落書きされたら、DIYでは対応しきれません。

専門の業者が落書きを消す方法や費用などをわかりやすく解説します。

スプレーやペンキの落書き消しはDIYでは難しい！

スプレーやペンキでされた落書きは、DIYで対応できません。油性のスプレーやペンキは耐久性がある塗膜を形成する、密着性が強い塗料のため、一度壁に落書きをされてしまうと溶剤を使って消すしかないのです。

強力な効果を発揮する溶剤のなかには、人体に悪影響のある成分が含まれているものもあります。また、落書きを消す作業で壁を擦りすぎると、仕上げの塗装面まで傷めてしまうおそれもあります。

リスクが高すぎるため、スプレーやペンキによる落書き消しはDIYでの対応が難しいと思ってください。

【DIYは要注意】落書きの除去は専門の施工会社へ依頼しましょう！

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専門業者による落書きを消す方法

専門業者は次の方法で落書きを消します。落書きの被害届を出すことを考えられているのであれば、作業前に落書き被害の証拠写真を残しておきましょう。

それぞれの方法について、詳しく解説します。

洗浄力の強い溶剤を使用する

簡単に落ちないスプレーやペンキなどの落書きには、洗浄力の強い落書き消し専用の溶剤を使用します。軽度の落書きであれば家庭用のアルカリ性洗剤で落とすこともできますが、油性ペンキなどによる落書きには専用の溶剤が必要です。

溶剤を使った落書き消しの手順

高圧洗浄機を使用する

専用の溶剤でも落書きを落とせないときは、高圧洗浄機を併用します。業務用の高圧洗浄機は、水圧や水温の調整ができるため、溶剤で落書きを剥がそうとする効果と合わせて、簡単に落ちない落書きをも落とすことが可能です。

高圧洗浄を使った落書き消しの手順

重ね塗りをする

溶剤と高圧洗浄機を併用しても落とせない落書きは、除去するのではなく、上から重ね塗りをして隠す方法を採る場合があります。

このとき塗装面の仕上げに、落書きが落ちやすいコーティング剤を塗布することで、将来的な落書き対策にもなります。

重ね塗りの手順

落書き消しに使用する溶剤や機材

専門業者が落書き消しに使用する溶剤や機材について紹介します。

落書き消し用溶剤

落書き消し用の溶剤には、スプレータイプと刷毛（はけ）で塗るタイプがあります。落書きの塗料の上に溶剤を塗って浸透させて、塗料が浮いてきたところでスポンジやブラシを使って擦り取ります。

溶剤が強すぎると、外壁表面の塗料まで傷めてしまうおそれがあるため、外壁の仕上げ材に合わせた溶剤選びが重要です。

高圧洗浄機

業務用の高圧洗浄機は、市販品よりも強い水圧と水量を誇ります。外壁塗装面の劣化が進んでいると落書きだけでなく、劣化している塗装面まで剥がしてしまうことがあるため、施工するときには注意が必要です。

高圧洗浄の方法のなかにエコロビーム工法という、特殊な高圧洗浄方法があります。エコロビーム工法は、高温の水に重曹を混ぜた液体を高い圧力で噴射して汚れを落とします。重曹を使用しているため、エコロビーム工法であれば環境への負荷や人体への悪影響がないクリーンな高圧洗浄が可能です。

落書き除去にかかる費用

次の表は専門業者に落書きの除去を依頼したときにかかる費用の目安です。

※施工面積が小さい場合は、一式作業の金額となり割高になることがあります。

特殊な高圧洗浄をした場合の金額のため、落書きを消す方法や外壁の仕様によって金額が変動します。落書きの被害状況によっても金額が変動するため注意してください。

【費用はいくら？】落書き消しの見積もりをご依頼ください！

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【DIY】壁の落書きを消す方法

落書きに使われた塗料によっては、DIYで落書きを消すのが難しいことがあります。しかし、軽度の落書きであればDIYでの除去も可能な場合があります。DIYで落書きを除去する方法を紹介しますので参考にしてください

DIYで消せる落書き

DIYで消せる軽度な落書きとはどのようなものでしょうか。

費用や技術的なことを考慮すると、次のような落書きであればDIYによる除去を試してもとよいと考えられます。

水性インクによる落書き

水性インクによる落書きであれば、市販のメラミンスポンジやアルカリ性の洗剤を利用して除去できます。

溶剤や高圧洗浄機を使った除去作業は、市販品でも費用の負担が大きくなります。DIYの範囲で考えるのであれば、水性インクによる落書きの除去程度までと考えたほうがよいでしょう。

手が届く位置の落書き

落書きを消すうえで重要なのは、手の届く範囲であることです。足場を組む必要がある場所の落書きは、はしごや脚立を使って作業をすることになり、落下して大きなけがを負ってしまうおそれがあります。

DIYでは消すのが難しい落書き

コンクリートブロックなどの凹凸がある壁面に油性インクで落書きされた場合は、DIYで除去するのは難しいと考えてください。

油性インクは密着力が高くて除去するのが難しいうえ、壁の凹凸面に入り込んでしまうと取り除くことが非常に困難です。強力な溶剤や特殊な高圧洗浄を使っても取り除けないこともあります。

このような落書きに悩んでいる方は、専門業者に相談してください。

DIYで落書きを消す方法

DIYで落書きを消す方法には、主に次の3つがあります。

市販の溶剤を使用する

専門業者が使う溶剤ほどの効果はありませんが、ホームセンターやインターネットの通販サイトで、落書き除去用の溶剤が売られています。一般の方でも使用できるものなので、家庭用のアルカリ洗剤で落としきれなかったときに試してください。

溶剤を使った落書き除去の手順は、次のとおりです。

市販の高圧洗浄機を使用する

市販の溶剤に加えて、市販の高圧洗浄機を使って落書きを除去することもできます。

高圧洗浄機もホームセンターやインターネットの通販サイトで購入可能です。高圧洗浄機は落書きの除去だけでなく、日常的な洗浄にも利用できます。

除去手順は次のとおりです。

外壁の塗装を傷めてしまうおそれがあるため、塗装の劣化が進んでいそうな場合は、目立たない箇所で試してから実施を判断してください。

上から塗り直す

被害箇所がブロック塀などであれば、専用の塗料を使って塗り直すのもひとつの方法です。専門業者が行う手順と同様に進めることで、きれいに仕上げられます。

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除去困難な落書きは施工会社に相談を

手の届かない場所や落書きの範囲が大きい場合は、DIYでは対応しきれません。取り返しのつかない失敗をしたり、高所作業でけがをしたりするおそれもあります。対応困難な落書きをされてしまったときは、施工会社などの専門業者に依頼してください。

一括見積もりサイトの「ぬりマッチ」は、複数の施工会社にまとめて見積もりを依頼できるサービスです。どういった作業を行うのか、どれくらい費用がかかるのかを比較して、落書き除去を依頼する施工会社を決めましょう。

以前の塗装から10年ほど経っているのであれば、外壁を塗り直してしまったほうが、落書きをきれいに消せるかもしれません。どのような対応をしたらよいか、専門業者である施工会社に相談してみましょう。

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