外壁工事の費用相場は?工事の種類別に金額感を確認しよう

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外壁工事を実施するにあたり、金額を把握しておくことは大切です。相場がわからなければ、事業者が提示する金額を鵜呑みせざるを得ず、結果として損をしている可能性が高いからです。

そこで今回は、外壁工事の費用相場や、無駄な出費を抑えるためのコツを紹介していきます。

外壁塗装工事の費用相場は?

外壁の塗装工事にかかる費用の相場について説明します。

外壁塗装の費用は、面積(平米)による違いだけでなく、以下の2点によっても変わります。

  • 下地の劣化状況
  • 使用する塗料

この2つのポイントがどれくらい費用に影響するのか、詳しくみていきましょう。

下地の劣化状況で費用はどれくらい違う?

下地の劣化状況と費用相場について、表にまとめました。

劣化状況と費用相場
劣化状況 補修方法 費用相場(円/m)
塗膜の剥がれ ケレン 500~1,000
ひび割れ(0.2mm未満) 微弾性フィラー補修 700~1,000
ひび割れ(0.2mm以上) コーキング補修 1,500~2,000
目地のコーキング補修 増し打ち、打ち替え 500~1,200

表の通り、塗装の状態が悪ければ悪いほど、平米単価が高くなっています。
ちなみに、外壁塗装の見積書には㎡やmで単価が記載されることが多いですが、補修箇所が少量の場合は総額表記になる場合があります。

使用する塗料で費用はどれくらい違う?

使用する塗料によっても費用が変わります。ここでは、一般的に使われる4つの塗料を紹介します。

 
塗料 耐用年数(年) 費用相場(円/㎡)
アクリル塗料 約5~7 1,400~1,600
ウレタン塗料 約8~10 1,700~2,200
シリコン塗料 約10~15 2,300~3,000
フッ素塗料 約15~20 3,800~4,800

ご覧の通り、アクリル塗料とフッ素塗料では、単価が約3,000円違います。外壁の面積によっては、大きな差になることが予想できるでしょう。
なお、塗料は金額だけで選ぶものではありません。予算も大切ですが、以下の4点から決めるとよいでしょう。

  • 建物の立地条件
  • 耐用年数
  • 費用相場
  • 事業者からの助言

外壁塗装の全体工事費用はいくら?

ここまで紹介してきた費用相場をもとに、外壁塗装の全体工事費用についてもみていきます。
全体工事は、以下の工程を指します。

  1. 足場設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理
  4. 下塗り
  5. 中塗り
  6. 上塗り
  7. 足場解体

建物の坪数(各階の床面積をすべて足した数量)別に、目安となる費用相場を計算してみました。

建物の坪数ごとの塗装面積と工事費用
坪数(坪) 塗装面積(㎡) 全体工事費用(万円)
20 約80 50~80
30 約120 70~120
40 約160 90~150
60 約240 140~220
80 約320 170~260
100 約400 230~350

上記の表は、あくまで目安です。下地の状況や塗料の種類などによって、工事費用には差が出ます。

実際の費用を調べる際は、外壁塗装の事業者に相談することが大切です。現地調査を経て、住宅の状態や予算を勘案して最適な外壁塗装の提案をしてもらえるでしょう。

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外壁張り替え工事の費用相場は?

外壁の張り替え工事についても、費用相場を確認しましょう。
張り替えの場合、面積による違いはもちろん、外壁材の種類によっても費用が異なります。

外壁材によって費用はどれくらい違う?

建物の外壁材にはさまざまな種類があります。
ここで、一般的な外壁材の耐用年数と費用相場をまとめました。

外壁材の耐用年数と費用相場
外壁材 耐用年数(年) 費用相場(円/㎡)
窯業系サイディングボード 約20~30 4,000~6,000
金属系サイディングボード 約20~30 5,000~7,000
木質系サイディングボード 約15~25 7,000~9,000
樹脂系サイディングボード 約20~30 8,000~10,000
ALCボード 約60 7,000~15,000
タイル 約40 8,000~30,000

外壁材を決める際は、費用とあわせて「どれくらい持つか」を見極めることで、コストパフォーマンスが変わります。自身で判断するのは難しいところなので、専門の事業者に相談しつつ決めるとよいでしょう。

外壁張り替えの全体工事費用はいくら?

上記費用相場をもとに、外壁張り替えの全体工事費用がいくらかかるのかご説明します。

全体工事は、以下の工程を指します。

  1. 足場設置
  2. 外壁材解体
  3. 新規外壁材の設置
  4. コーキング処理
  5. 足場解体

外壁材によって、全体工事の費用はどれくらい違うのでしょう。

外壁材ごとの全体工事費用
外壁材 全体工事費用(30坪の場合)単位:万円
窯業系サイディングボード 130~180
金属系サイディングボード 140~190
木質系サイディングボード 170~220
樹脂系サイディングボード 190~250
ALCボード 170~300
タイル 190~400

今回は、30坪の場合で算出しています。面積が違えば当然、全体工事費用も異なるため、外壁塗装と同様に専門の事業者に調査してもらうとよいでしょう。

外壁工事にかかる費用を抑えるコツは?

外壁工事は、いくつかのポイントを押さえておくことで費用を抑えることができます。
ここでは3つの費用を抑えるコツを紹介します。

事前に劣化診断を実施する

多くの事業者は、現地調査の際に劣化診断を無料で実施してくれます。
依頼する劣化診断の内容はあくまで簡易的なものです。それでも建物の劣化状況を把握でき、場合によっては写真付きの報告書をもらえます。

劣化診断をふまえた見積書には、無駄な経費がありません。逆に言えば、劣化診断なしで見積書を出された場合には追加請求される可能性があるため、慎重に検討したほうがよいでしょう。

訪問営業に注意する

結果的に損をしないためのポイントとして、訪問営業の事業者には注意しましょう。たいていの悪徳業者の手法が、訪問営業だからです。
「すぐに外壁工事しないと雨漏りしますよ」と不安を煽ることを言われ、その場で契約するよう求めてきたら危険です。

主な被害は、以下の3点です。

  • 手抜き工事をする
  • 追加請求してくる
  • 保証がない

当然すべての訪問営業が悪徳業者というわけではありませんが、施工後のメンテナンスに影響が出ることなので、いくつかの事業者を比較するくらいの時間的な余裕があってもよいでしょう。

複数社から見積書を取得する

費用相場の範囲内の見積金額だったとしても、地域や物件によって金額は異なります。そのため、複数社から見積書を取得して、金額の妥当性を把握することが大切です。
見極めのポイントとして、地元の事業者から選ぶとメリットがあるといわれます。アフターメンテナンスの際、事務所が近ければ迅速に対応してくれるからです。また、噂が広まりやすいため、事業者としても手抜き工事をすく確率が低くなるともいわれます。
そのほか、規模が大きい会社もおすすめされやすいです。知っている会社なら、安心感があるからでしょう。

いずれにしても、複数の事業者に相談し、見積書をもらい、打ち合わせを重ねることで信頼できる事業者がわかってくるものです。外壁工事は安い買い物ではありません。不安を煽るような言葉に臆することなく、腰を据えてじっくり検討しましょう。


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