【外壁塗装】隣家の車に塗料が付着!円満解決の方法と損害賠償の必要性

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外壁塗装で隣家の車に塗料が付着した

外壁塗装は対策が不十分なまま進めると、隣家の車に塗料が付いてしまうケースがあります。

そこで本記事では、外壁塗装が原因で隣人から「車に塗料がついた」とクレームをいわれた方へ向け、クレームへの対応手順と円満解決のための注意点、損害賠償金の支払い義務について解説します。

「車に塗料が付着した!」クレームへの対応手順

マイホームの外壁塗装をしたことで隣家の車にペンキが飛び散ってしまい、クレームを受けた際の対応手順をお伝えします。

1.外壁の施工会社へ連絡

マイホームの外壁塗装をしたことで隣家の車に塗装が付着してしまった場合、施主はまず塗装を依頼した施工会社へ連絡を取りましょう。

塗料が飛び散って他人の所有物に付着するトラブルは、施主側になんの非もありません。そのため、基本的には施工会社へ損害請求が可能です。(後ほど詳しく解説します。)施工会社が、保険や実際にかかった費用(実費)で該当する車の塗装を修復してくれます。

施工会社には、以下の内容を伝えましょう。

  • いつ隣家の車に塗装が付着したのか
  • トラブルが起こったときに隣家の車はどこにあったのか
  • 施主は隣人にどのようなクレームを受けたのか
  • 隣人への損害賠償を会社に要求したいが可能なのか

施工会社はこうしたトラブルに関する請負業者賠償責任保険に入っているものです。隣家の車に付着した塗料が少量であれば、会社は保険を使わずに提携している修理工場で対応する場合もあります。

隣家の人からクレームを受けた施主自身は、保険会社に連絡をする必要はありません。施工会社が対応してくれるのを待ちましょう。

なお、隣家の車にどのように塗料が付着したのかがわかるよう、該当する車の写真を撮っておくのがおすすめです。

2.施主、隣人、施工会社で状況を確認

外壁塗装の施工会社に連絡をしたら、今度は施主、隣人、施工会社の三者でトラブルの状況を確認しましょう。現状を整理することで、隣人からのクレームに施主や施工会社がどう対応すべきかわかります。

塗装トラブルで確認すべき項目は、以下の7点です。

  • 施工会社はどのような飛散防止対策をしていたのか
  • 塗装中の風の強さはどれくらいだったか
  • 施工中に近所で同じように外壁塗装工事をおこなっていた家はあったのか
  • 外壁用のペンキが飛び散った時期はいつか
  • 外壁に塗っていたペンキと該当の車に付いたペンキの色は同じか
  • 施工会社は保険(請負業者賠償責任保険)に入っているか
  • 隣家が請求している損害賠償額は適正か

もし施主のスケジュール調整が難しいなら、隣人と施工会社の二者間で先に塗装トラブルの状況整理を進めてもらいましょう。

塗装トラブルにおける状況整理は、時間がたってからしても記憶があいまいになり、よいことがないからです。そのため、塗装トラブルの現況整理は早めにおこないましょう。

3.施工会社から来た報告を確認

施主、隣人、施工会社の三者間で確認した状況をもとに、施工会社が検討した対応策が施主に報告されます。

施工会社はディーラーが算出した修理の見積もりをもとに、保険を使って対応するのが一般的です。施工会社が保険金の申請をすると、施主は隣人にどのように車を修理するのか案内できます。

隣家の車をディーラーに預けて塗料が付着してしまった部分を修理して、車が納車される流れです。

円満解決するための6つの注意点

マイホームの外壁塗装で隣家の車に塗料がついたトラブルは、マイホームを持っている人には身近にある問題のひとつです。

ここで、車に塗料がついた際に注意したい6点を解説します。

隣人との関係性を優先

マイホームにおける外壁塗装の飛散事故では、隣人との円満解決を第一に考えることが肝心です。

隣家の人とは長い付き合いになる人も多いと思いますが、やはり外壁塗トラブルでお互いの間にしこりを残すことは避けたいでしょう。そのため、塗装トラブルが起きたときは、近所との関係性をよいものに保てるよう努めましょう。

早めに対応

隣家の車に関する塗装トラブルが起きた際は、とにかく早めに対応するのがおすすめです。隣家の人に不信感を与えたり、隣家の人との関係性にヒビが入ったりするのを防ぐためです。

また、隣家の人からの問い合わせや要求に対応する際は、常に誠実さを忘れないようにしましょう。こちらの誠意が伝わらなかった場合、隣家の人の気持ちにしこりが残るおそれがあります。

施主なしでの話し合いが大切

施工会社から連絡が来たとき、施主は隣家の人にどのように車を修理するか案内できますが、施主が隣家の人とディーラーの間に入って話をするのはやめましょう。隣家の人とカーディーラーの二者間で直接話をしてもらうほうが賢明です。

話のまた聞きは、情報の正確性や伝え方において誤解や混乱を招くおそれがあります。そのため、施主は施工会社から報告が来たあとに隣家の人に、車の修理を案内できる旨を話すだけにとどめておきましょう。

ペンキの飛散状況の写真は明るい時間帯に撮影

ペンキが隣家の車に付着した状況を把握するための写真撮影は明るいうちにしましょう。暗い時間帯に写真を撮ってしまうと、見落としが発生するおそれがあるためです。

ペンキが隣家の車にどのように付着したかを正確に把握するため、写真撮影は明るい時間帯にしましょう。

解決が難しいと思ったら第三者機関へ相談

もしも隣家の車に関する塗装トラブルが起きて解決が難しい状況になったら、第三者機関に相談しましょう。

施主側と隣家の人でお互いの主張がかみ合わなければ、プロによる解決を望むほうがうまくいきます。以下は施主が相談できる第三者機関です。

また、上記の相談先に相談しても解決しない場合は、最終手段として弁護士へ相談しましょう。

日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドッドコム」であれば、弁護士へ無料で塗装トラブルの相談ができます。

施工会社へ、まめに連絡

施工会社の中には、塗装トラブルを面倒に感じて対応してくれない悪徳業者がいます。

そのため施主は施工会社に、まめに連絡を取ることが重要です。今どのような対応がされているか、しっかりと確認しましょう。

損害賠償金を支払いたくない!自分で支払う必要はある?

施主が隣家の人への損害賠償金を支払う必要があるのか、施主の支払い義務について詳しく見ていきましょう。

自分で支払う必要がないケース

施主は基本的に、隣家の車に対する損害賠償金を支払う義務は負いません。施主が損害賠償金を支払わなくてよいことは、民法716条1項にも記載されています。

注文者は、請負人がその仕事について第三者に加えた損害を賠償する責任を負わない。ただし、注文又は指図についてその注文者に過失があったときは、この限りでない。

引用:法令検索「民法」第七百十六条

原則請負人の仕事から第三者に生じた損害について、施主は賠償分の責任を負わないということです。

つまり、施主が隣家の車に対する損害賠償金を支払わなくてよいケースとは、施主が隣家の車にペンキがかかる危険性のある指示や注文をしていない場合です。

隣家の車のすぐ近くで外壁塗装をする際、隣家の車にペンキが飛散しないための対策をしていれば、施主が損害賠償金を支払う必要はありません。

自分で支払う必要があるケース

施主が施工会社にした指示や注文が適切でなかった場合、施主は隣家の人に損害賠償金を支払う必要があります。たとえば隣家の車にペンキが飛び散る可能性があっても「隣家の車にカバーをしなくてよい」と施主が施工会社に指示をして隣家の車にペンキが飛散してしまった場合などです。

車のカバー

車のカバー

「外壁塗装に関して軽く指示や注文をしたつもりだけれど、まさか損害賠償金を支払うことになるなんて」と損害賠償金を実際に支払うことになって驚く施主もいます。

外壁塗装で二度とトラブルに遭いたくない方は、一括見積もりサイトへ

外壁塗装のクレーム処理には多大な労力がかかります。しかし、どんな優良会社に塗装を依頼しても、近隣トラブルを完全に防ぐことはできません。

塗料の飛び散りをはじめ、塗装中の振動や臭いにかんするクレームが神経質な近隣住民から出るリスクは、どれほど対策をしても避けられないためです。

しかし、外壁塗装は近隣対策を十分にしてくれる会社に依頼すれば、クレームリスクを減らすことができます。少なくとも、施工会社側のミスによるクレームは格段に防げるでしょう。

そのため、外壁塗装のメンテナンス時は、近隣対策を十分にしてくれる優良会社を探しましょう。優良会社を探す際は、外壁塗装の一括見積もりサイト「ぬりマッチ」が便利です。

ぬりマッチは外壁塗装を行う家の情報を入力すると、すぐに複数社の見積もり金額が確認できる完全無料サービスです。見積もりの対象となる会社は、専門スタッフの審査に合格した優良会社のみです。

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