【誰でもわかる】エポキシ塗料とは?ウレタンとの違いも解説

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エポキシ塗料のイメージ

塗装やペンキとして使用されるエポキシ塗料は単に色を塗るだけでなく、塗装の保護や接着剤としての役割があります。

そのため、住宅の外壁塗装を行う際の候補にエポキシ塗料を入れる方は多いです。そこで本記事では、一般の方に向けてエポキシ塗料のメリットとデメリット、ウレタン塗料との違いを解説します。最後に専門家目線で使う塗料に迷った際の対処法も紹介します。

エポキシ塗料とは

エポキシ塗料は正式には「エポキシ樹脂塗料」と呼びます。エポキシ樹脂塗料は「プラスチック素材」とほぼ同義語です。

プラスチック素材は作り方によって、「熱可塑性樹脂ねつかそせいじゅし」と「熱硬化性樹脂ねつこうかせいじゅし」の2種類に分類されます。

熱可塑性樹脂は、加熱後に溶かして冷却することで形作られます。代表的なものとしてポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどが挙げられます。

熱硬化性樹脂は、液体状の樹脂を加熱して硬化させます。塗料や接着剤などに使用されており、エポキシ樹脂は熱硬化性樹脂に分類されます。エポキシ塗料は、工業用材料として日本だけでなく、世界中で使用されている優れた塗料なのです。

メリット

エポキシ塗料の主なメリットは次の3つです。

  • 性能が高い
  • 用途が幅広い
  • コストパフォーマンスがよい

それぞれ見ていきましょう。

性能が高い

エポキシ塗料は非常に優秀な塗料で、下記の性能が優れています。

  • 耐水性(水を通さない)
  • 防錆性ぼうせいせい(錆びない)
  • 耐薬品性(薬品に強い)
  • 絶縁性(電気を通さない)
  • 耐熱性(熱に強い)

エポキシ塗料は、水を通さず防錆の効果が非常に高いのが特徴です。また、薬品や熱にも強いです。付着性も高く、金属やガラス、木材といった多くの素材に塗装できます。

このようにエポキシ塗料はさまざまな優れた性質を持っており、非常に重宝されている塗料です。

用途が幅広い

エポキシ塗料はその性質の多さから用途も幅広く、外壁や屋根はもちろん、さまざまな箇所で使用されています。

耐水性を生かした用途としては、屋外製品の下塗り塗料や水道管の内面コーティング、防錆鉄筋などに使用されています。

また、船や釣竿などの身近なモノにも使用されています。耐薬品性にも優れているため、工場などの薬品を入れるタンクの内側の塗装として使用することもあります。

絶縁性も高く、電気を通さない部分のコーティング剤としても使用されます。さらには、接着剤としての機能も高く、建築の材料だけでなくテニスラケットやゴルフクラブなどのスポーツ用品にも使用されており、その用途は多岐に渡ります。

エポキシ塗料は主に液体として使用されますが、固体としても使用できるため幅広い形態、用途で使用されています。

コストパフォーマンスが高い

エポキシ塗料はほかの樹脂塗料に比べて価格が高いという特徴があります。しかし、性能と耐用年数が高いため維持費や管理費があまりかかりません。

エポキシ塗料を接着剤として使用した場合、耐用年数は約20〜30年といわれています。ほかの塗料が8〜20年であるのと比べると、コストパフォーマンスは高いといえます。

数多くの塗料の中でもエポキシ塗料は優れているため、オススメの塗料といえるでしょう。

デメリット

主なデメリットは次の3つです。

  • 紫外線に弱い
  • 低温下での硬化が遅い
  • 靱性じんせいが低い

それぞれ見ていきましょう。

紫外線に弱い

エポキシ塗料は、紫外線に弱く(=耐候性が低く)、紫外線に当たるとすぐに劣化してしまいます。

そのため、エポキシ塗料は太陽光に直接晒さないようにするのがポイントです。太陽光が当たる屋外で使用する場合は、トップコートを使用します。トップコートとは、塗装を保護するために表面に塗る塗装のことです。

トップコートを使用せずに屋外でエポキシ塗料を使うと、紫外線で劣化して指で触ったときに白い粉がつく「チョーキング現象」が発生します。

低温下での硬化が遅い

エポキシ塗料は5度以下の低温下では硬化が遅くなるため、塗装が制限されています。

低温下で施工する場合、暖房を使用してだんを取りながら作業する必要があり、暖房によるコストや二酸化炭素の増加といった問題が発生してしまいます。

そのため、寒冷地での使用に向きません。

靱性が低い

靱性とは、材料の粘り強さのことをいい、破壊されにくい性質のことです。

この靱性が低いと、衝撃に弱く、脆く壊れやすくなってしまいます。そのため、エポキシ塗料にほかの材料(ポリウレタン)などを添加することで、靱性を向上させて弱点を克服しています。

エポキシとウレタンの違い

エポキシとウレタンの違いは主に下記の3つです。

  • 耐候性の高さ
  • 接着の強さ
  • 硬化性の高さ

詳しく解説していきます。

耐候性の高さ

耐候性とは、紫外線や雨などの自然環境に屋外で耐えうる性質のことをいいます。エポキシは耐候性が低く、ウレタンは耐候性が高いです。

この性質を生かしてエポキシは外部の下塗り、ウレタンは外部の最終仕上げに使用されています。

接着強度の強さ

接着強度の強さも大きく違います。エポキシは接着強度が強く、ウレタンは接着強度が弱いです。そのため、エポキシは金属やブロックなどにも接着可能です。

一方、ウレタンはエポキシよりも接着強度が弱いですが、自己接着性という性質を持っています。自己接着性は、ほかに接着剤を使わなくても金属やコンクリートに接着でき、ウレタンにしかない性質のためさまざまな場所で活躍しています。

硬化性の高さ

エポキシは硬化性が高い(硬い)ため、重量物を使用する工場の床などに使用されています。硬いため歩行には向いていませんが、重作業をする用途の床では長年使用されています。

エポキシに比べて、ウレタンは弾性(柔らかさ)が高いため、歩行するのに適しており廊下や店舗の床などに使用されています。ウレタンは弾性があり柔軟性に優れているため、ひび割れに追従する性質を持っています。

使う塗料に迷ったら?外壁塗装会社に相談したほうがよい理由

塗料はエポキシやウレタンのほかにもアクリルやフッ素、ポリエステルなど多数あります。塗料によって性質や特徴、使用箇所なども大きく変わってきます。

数が多くてどの塗料にすればよいかわからない方は、外壁塗装会社に相談しましょう。

相談したほうがよい主な理由は次の3つです。

  • プロ目線で最適な塗料を提案してもらえる
  • どの塗料でも素人がムラなく塗るのは難しい
  • 納得のいく仕上がりにできる

以下で、それぞれの詳細を解説します。

プロ目線で最適な塗料を提案してもらえる

1つ目の理由は、「プロ目線で最適な塗料を提案してもらえる」からです。前述のとおり、塗料には適材適所があります。

下塗りなのか仕上げ塗りなのか、外壁の仕上げの種類は何かなど、依頼する環境はたくさんあるでしょう。また、最適な塗料を自分で探すのは大変です。

しかし、外壁塗装会社に相談すれば、塗料について詳しい専門家が丁寧に教えてくれます。

最適な塗料の提案だけでなく、ほかの塗料との違いについて教えてもらうこともできます。価格別や耐用年数別など分類別で提案してくれるため、あなたの求める条件にピッタリな塗料を探してもらえることでしょう。

どの塗料でも素人がムラなく塗るのは難しい

2つ目の理由は、「どの塗料でも素人がムラなく塗るのは難しい」からです。塗料は均一に塗らないと「ダマ」と呼ばれるムラができてしまいます。また、塗料には混合する比率があり、割合を守らないと使用できません。

性質を知らずに使用すると不具合が発生するおそれが大いにあり、品質の確保が難しくなります。手間暇をかけて自分で作業したのに「最初から外壁塗装会社に頼めばよかった」とならないように、相談することをオススメします。

納得のいく仕上がりにできる

3つ目の理由は、「納得のいく仕上がりにできる」からです。塗料には何色にするか、艶を入れるかなど数多くの仕上げ方法があります。

外壁塗装会社に相談すると色見本を提供してくれます。色見本を見ることで仕上がりをイメージできます。色見本を見て、納得したうえで施工を依頼できるのはメリットといえるでしょう。

もちろん色やデザインだけでなく、意匠性を重視するのか性能を重視するのかの相談もできます。事前に打ち合わせをして納得のいく仕上がりにできるのは、外壁塗装会社ならではの強みです。

使う塗料の相談をしたい方は「ぬりマッチ」へ

どの種類の塗料を使うべきか迷ったら、塗料の知識が豊富で信頼できる塗装会社へ相談しましょう。経験の浅い塗装会社に相談すると、思うような回答が得られなかったり、いいかげんな回答しか返ってこなかったりすることがあります。

一括査定サービス「ぬりマッチ」を利用すると、塗料の知識が豊富で信頼できる塗装会社を見つけられます。一括査定の相見積もりで紹介する加盟店は、複数回の審査を得て信頼に値すると判断した会社のみだからです。

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