外壁塗装の完了検査のチェックポイント!不備を見つけたときの対処法

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外壁塗装の完了検査のチェックポイント!不備を見つけたときの対処法

外壁塗装では、最後の段階として完了検査があります。完了検査とは、依頼を受けた施工会社と適切に施工されているかどうかをチェックする検査のことです。

完了検査のチェックポイントや、不備を見つけたときの対処方法について解説します。

外壁塗装の完了検査とはなに?

塗装の工程がすべて終わっても、工事は終わりません。お客様と施工会社の担当者が立ち会って仕上がりを検査し、契約どおり工事が行われているかを確認して工事が完了します。

契約どおり工事が行われているかを検査するのが完了検査です。良心的な施工会社であれば、外壁塗装の最後の工程に完了検査を設定しています。

完了検査を行わない業者は、工事に責任を持たない悪徳業者かもしれません。契約する前に、必ず完了検査を行うか確認してください。

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見逃し注意!完了検査の重要チェックポイント

完了検査 チェックポイント

完了検査をしないと工事後に手直しを依頼するときに、トラブルになることがあります。紹介するチェックポイントを参考にして、トラブルに遭わないようにしましょう。完了検査での重要なチェックポイントは、次のとおりです。

  • 塗り忘れがない
  • 塗りムラがない
  • 指定した色、つやで仕上がっている
  • コーキングの仕上がり
  • 配線、配管カバーが復旧されている
  • まわりに塗料が飛び散っていないか
  • 汚れや傷がないか
  • 保証書や瑕疵保険かしほけんを確認する

それぞれのチェックポイントについて、詳しく解説します。

塗り忘れがない

塗り忘れがないかを確認しましょう。外壁塗装を行った職人も人間なので、どうしても塗り忘れをしてしまうことがあります。故意ではないので、見つけたときには素直に指摘しても問題ありません。

塗り忘れの箇所には、次の特徴があります。

  • まわりに比べて色が薄い
  • 下塗りが見えている

そういった箇所があれば、そこが塗り忘れの箇所になります。塗り忘れをしやすい箇所には、次のものがあります。

  • 給湯器
  • ガスメーター
  • エアコンの室外機の裏側
  • 雨樋あまどいの裏側

全体の仕上がりと合わせて、塗り忘れが発生しやすい細かい箇所のチェックをすると効率的に検査ができます。

塗りムラがない

塗装の仕上がりにムラがないか確認しましょう。外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねて仕上げます。上塗りが正しく行われていれば、仕上がりにムラは発生しません。しかし、部分的に塗り忘れがあると、仕上がりにムラができます。ムラがあると塗料が十分に性能を発揮しないため、指摘して手直しを依頼してください。

塗りムラも塗り忘れと同じように、塗りにくい箇所で起こりやすいため、塗り忘れのチェックと同時に検査を進めましょう。

濃い色でつや消しの仕上げをした場合は、光の当たり具合によってムラがあるように見えることがあるため注意してください。

指定した色、つやで仕上がっている

指定した色とつやで仕上げられているか確認してください。箇所ごとに塗り分けを依頼しているときは、塗り間違いを起こすことがあります。施工会社と契約して決めたことなので、指定どおりに仕上がっていないのであれば手直しを依頼してください。

同じ色であっても面積が大きいと明るく見える、という人の目の性質には注意しましょう。人の目の性質から、見本で見ていた色と実際に外壁に塗った色が違って見えることがあります。施工会社の手配した塗料が指定した色で納品されていることを確認するか、塗装開始前に外壁へ試し塗りをして確認をするとトラブルを防げるでしょう。

確認をしたうえで思っていた色と違うからと塗り直しを依頼するのであれば、追加の料金が必要になります。

コーキングの仕上がり

外壁塗装に合わせてコーキングの補修をお願いしているときは、コーキングの仕上がりを確認してください。見た目だけでなく、しっかりとコーキングが充填じゅうてんされているかが大切です。

コーキングに不具合があると、雨漏りなどのトラブルに遭うおそれがあります。外壁のつなぎ目、窓のまわりなどコーキングが施工されている箇所をしっかり確認してください。

配線、配管カバーが復旧されている

仕上がりをよくするために、外壁まわりに施工されている配線やエアコンの配管カバーを外してから外壁塗装を行うことがあります。これらの設備が工事後に復旧されているか、忘れずに確認してください。

設備によっては足場がないと復旧できない箇所もあります。復旧のし忘れを見つけたときは、足場を解体する前に手直しを依頼しましょう。

まわりに塗料が飛び散っていないか

塗装をした建物だけでなく、周囲に塗料が飛び散っていないかも確認してください。

施工会社が気づかないうちに、まわりに塗料が飛び散ってしまうこともあります。隣の家に塗料が飛んでいると、ご近所トラブルに発展しかねません。

汚れや傷がないか

足場と外壁の間の狭い場所で作業をしているため、仕上げた外壁を施工会社が意図せず汚してしまったり傷つけてしまったりすることがあります。

もし完了検査をしていないと、工事後に傷を指摘しても「工事による傷ではない」と主張するかもしれません。傷は年数を経て雨漏りやサビの原因になります。完了検査では汚れや傷のチェックを忘れずに行い、引き渡し前に手直しを依頼してください。

保証書や瑕疵保険を確認する

完了検査のときに保証書や瑕疵保険の内容を確認してください。完了検査で気づかなかった不備や検査後に発生する不具合があるかもしれません。そのときにどのように対応してもらえるのか、保証書や瑕疵保険の内容を必ず確認しましょう。

中間検査も重要

完了検査だけでなく、工事の途中で行う中間検査もトラブルを避けるために大切な検査です。

中間検査は下塗り後に行うのが一般的です。下塗りは仕上がりに与える影響が大きいため、中間検査でのチェックをおこたらないでください。しっかり中間検査をすれば施工会社も緊張感を持って塗装工事を行うため、完了検査で指摘する手直しも少なくなるでしょう。

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完了検査で不備を見つけたときの対処法

不備の対処法

完了検査で不備を見つけたときの対処法について解説します。

不備を指摘して手直しを依頼するのは気が引けるという方がいるかもしれません。しかし、契約したうえで外壁塗装を依頼しているため、契約どおりの仕上がりを求めることは間違いではありません。

不備を見つけたときは、施工会社に手直しを依頼しましょう。完了検査で見つけた不備への対処として注意すべき点は次のとおりです。

  • 不備は塗装を依頼した業者に直してもらう
  • 費用の支払いは手直しが完了してから
  • もし対応してくれないときは第三者機関を利用する

不備は塗装を依頼した業者に直してもらう

不備の手直しは塗装を依頼した施工会社に依頼してください。契約している以上、不備があれば施工会社に手直しをする責任があります。頼みにくいからと別の施工会社に依頼しないでください。契約した施工会社に、最後まで責任を持って仕事をしてもらいましょう。

費用の支払いは手直しが完了してから

工事費用は手直しが完了してから支払ってください。一般的に工事費用は、着手前と完了後の支払いに分けられているほか、工事が完了してからの支払いです。

すべての支払いを先に済ませてしまうと、お金を手に入れた施工会社が手直しの依頼にまったく応じてくれなくなってしまうことがあります。すべての支払いは、完全に工事が完了してからにしましょう。

そもそも、先に工事費用を全額請求するような施工会社の場合、悪徳業者かもしれません。注意してください。

もし対応してくれないときは第三者機関を利用する

どれだけ手直しの依頼をしても、誠実な対応をしない施工会社がいます。繰り返し手直しを依頼しても施工会社が対応してくれないときは、第三者機関を利用してください。施工会社とトラブルになったときは、泣き寝入りせず次の機関や弁護士に相談しましょう。

信頼できる施工会社をぬりマッチで紹介します

外壁塗装を行うときは、信頼できる施工会社に依頼することが大切です。外壁塗装を行う施工会社のなかには、作業ミスに対応しない悪質な業者もいます。そういった施工会社に依頼してしまうと、きちんと作業を行ってくれたのか不安になってしまうでしょう。

そういった悪質な業者を避けるために「ぬりマッチ」を利用してください。ぬりマッチは外壁塗装などに対応する施工会社を紹介するサービスで、登録されているのはすべて審査基準をクリアした会社だけです。もしトラブルが起こったとしても、保険での対応が可能なので、安心して工事を任せられます。

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