クリア塗装とは何?外壁に塗る理由とペンキの種類

外壁工事

外壁塗装には、透明な塗装を施す、クリア塗装という方法があります。着色する顔料を含まない塗料を用います。

透明なクリア塗装を外壁に施す理由やクリア塗料の種類、注意点を紹介します。

クリア塗装をする理由

クリア塗装をする理由は以下の4つです。

  • 外壁の保護
  • チョーキング現象が発生しない
  • 外壁にツヤが出る
  • 塗装回数が少ない

クリア塗装をする主な4つの理由をそれぞれ詳しく解説してきます。

外壁の保護

クリア塗装の最大のメリットは、外壁を長期間保護できることです。セラミック樹脂が配合されているため紫外線から守ってくれます。

また、撥水効果や防カビ・防藻性に優れているため汚れもつきにくくなります。

外壁の耐久性を高めるだけでなく、美しい外観を長期的に保つことが可能です。

ただし、製品によって性能が異なるため注意が必要です。そのため、塗料を選ぶ際は、後ほど解説する選び方を参考に、必要な性能が備わった製品を選びましょう。

チョーキング現象が発生しない

クリア塗装の効果は、外壁を保護する以外にもチョーキング現象が発生しづらいといった効果も期待できます。

チョーキング現象とは、外壁塗装の経年劣化によって塗膜表面に白い粉が発生する現象のことです。

色付けの役割を行う顔料が劣化することによって起こります。

しかし、顔料が含まれていない塗料を用いるため、白い粉が発生する現象が起こりません。

外壁に触れた際に、衣服や体が汚れる心配がなくなります。

外壁にツヤが出る

外壁にツヤが出せることも、クリア塗装の大きなメリットです。

また顔料を使用しないため、色を変えずに済み、外壁のデザインをそのまま維持することが可能です。

デザイン性に優れているレンガ調やタイル調などの外観を残しつつ塗装ができます。

ツヤの光沢感は、さまざまなレベルがあります。強い光沢感から控えめな光沢感まで、好みに応じた雰囲気に仕上げられます。

塗装回数が少ない

クリア塗装は、通常の塗装に比べて塗装回数を少なくできます。一般的な塗装は、外壁材との密着度を高めるために「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて塗装します。

しかしクリア塗料は2回塗りで済むため、1回分の作業を減らすことが可能です。

通常の塗装に比べて塗料の量が少なく、施工期間も短くなるため、施工費用も抑えられます。

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クリア塗料の種類と選び方

クリア塗装に用いる、5種類の塗料を比較し、選び方を紹介します。
選ぶ塗料によって、耐用年数や特徴が異なります。求めている性能と予算がマッチするように、選びましょう。

クリア塗料の種類

クリア塗料の種類は、一般的な上塗り材とほとんど同じです。

以下の表は、種類ごとの性能や価格、特徴をまとめたものです。

クリア塗料の種類と耐用年数、価格相場と特徴
クリア塗料の種類 特徴 耐用年数(年) 価格相場(円/㎡)
アクリルクリア塗料 耐用年数が最も短いが価格が安い 5~8 1,400~2,500
ウレタンクリア塗料 アクリルクリア塗料より多少長持ちする 5~10 1,700~2,500
シリコンクリア塗料 耐用年数と価格ともにバランスが良い 10~12 2,200~3,500
フッ素クリア塗料 耐用年数を少し長くしたい際に最適 12~15 3,000~4,800
無機質クリア塗料 耐久性が高く耐用年数が最も長い 10~25 3,800~5,500

クリア塗料の種類で最も安いのがアクリルクリア塗料です。一方で最も高価な無機質クリア塗料は、アクリルクリア塗料に比べて約3,000円も高くなります。

しかし、無機質クリア塗料は耐久性に優れているため、耐用年数が10~25年と最長です。アクリルクリア塗料と比べると、5~17年も長く使用できます。

シリコンクリア塗料は、コストパフォーマンスに優れているため、予算に余裕がないが長く使用したい方に最適な塗料です。

塗料に含まれる樹脂によって性能が異なります。樹脂についての詳しい説明は、下記コラムをご参照ください。

塗料の選び方

クリア塗料の種類を選ぶ際は、主に以下の3項目を基準に検討しましょう。

  • クリア塗料の費用
  • 耐久性
  • メンテナンスのサイクル

クリア塗料の費用

特にフッ素クリア塗料や無機質クリア塗料は、他の塗料に比べて高額です。

予算オーバーにならないか気をつける必要があります。

耐久性

塗料の種類によっては、耐久性が異なります。特にアクリルクリア塗料は、耐久性が低く、汚れやすいです。

外観の美しさを長期的に保ちたい方は、フッ素や無機質クリア塗料がおすすめです。

メンテナンスのサイクル

耐久年数が短い塗料は、メンテナンスのサイクルが短くなります。 短期間で塗り替えが必要となるため、場合によっては耐久年数が長い塗料よりも費用がかかってしまう恐れがあります。

お住まいに長く住む予定の方は、長期的な目線で塗料を選ぶ必要があります。

クリア塗装をする際の注意点

クリア塗装は外壁を保護してくれるため、耐久性を向上させチョーキング現象も起きにくくなります。

しかし、外壁によっては、クリア塗装できない場合があるため注意が必要です。 ここでは、クリア塗装をする際の注意点を3つ紹介します。

特殊なコーティングがされた外壁には塗れない

特殊なコーティングが施された外壁には、クリア塗装できません。 近年、外壁に光触媒や撥水処理、無機の表面コーティングなどが施されるようになりました。

すでに特殊コーティングされた外壁は、塗料が剥がれる可能性があります。

クリア塗装する前は必ず、特殊なコーティングが施されていないか確認しましょう。

劣化が激しい外壁には使用できない

クリア塗装は、あくまで外壁を保護する機能です。 すでに劣化が激しい外壁に使用しても、あまり意味がありません。むしろツヤが出ることで、劣化部分がさらに目立ってしまう恐れがあります。

また、外壁にひび割れが発生している場合に、穴を塞ぐ効果も期待できません。ひび割れが発生している外壁は、コーキングによって補修する必要があります。

ひび割れがある外壁の補修については、下記コラムをご確認ください。

コーキングで補修する場合は補修跡が目立つため、クリア塗装は向かないです。

ただし、劣化状態によっては、クリア塗装できる場合もあるため、業者に診断してもらいましょう。

すでにチョーキング現象が起きている外壁は塗れない

クリア塗装は、チョーキング現象が起きにくくなる効果が期待できます。しかし、チョーキング現象が起こっている外壁には、塗装しても効果は期待できません。

白い粉が濁るため見栄えが悪く仕上がってしまいます。そのため経年劣化が進んでいる外壁材には、おすすめできません。

一括比較サイトを利用しよう

クリア塗装を検討している方は、一括比較サイトを利用しましょう。

一括比較サイトであれば手軽に複数の業者から見積もりがとれます。また業者ごとの見積もり金額を比較できるため、適正な金額を把握することも可能です。

一括比較サイトを用いて、安く施工してもらいましょう。

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