外壁塗装を自分でやるリスクと問題点とは

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家の塗装に必要な刷毛と塗料

外壁塗装を事業者に頼むとお金がかかるし、できるなら自分でやりたいという方も多いことでしょう。しかし、外壁塗装を自分でやることには、一定のリスクがあることをご存じでしょうか。

今回は、外壁塗装を自分でやることはできるのか、そして自分でやる場合にはどのようなリスクがあるのか、説明します。

「そもそも外壁塗装は自分でできる?」

結論として、外壁塗装は自分でもやろうと思えばできます。まずは、具体的にどのような準備をすれば自分でできるのか、紹介します。

外壁塗装に必要な道具

外壁塗装に必要な道具を紹介します。 

  • 水洗い機(コケ、ホコリの除去)
  • 養生道具(非塗装部分を隠す)
  • 塗料(下塗り材、上塗り材)
  • ローラー、刷毛などの消耗品
  • 脚立、はしご、または足場

最低限、これらの道具を揃える必要があります。

水洗い機

水洗い機は、いわゆる高圧洗浄機などがそれにあたります。

高圧洗浄機の選び方として、コケや汚れ、ホコリを落とすにあたって、圧力が強い洗浄機をおすすめします。

圧力が弱い洗浄機(たとえば車を洗い流す洗浄機)だと、汚れが落ちずに手間がかかります。圧力が強い洗浄機を使うのであれば、決して素手でやらずにゴム手袋をして、直接洗浄ノズルに触れないように使用しましょう。

高圧洗浄機はお値段もしますので、代わりに研磨剤(マジックロン)で擦って水道ホースで流すというやり方でもかまいませんが、手間と時間は、洗浄機で洗うより倍以上かかります。 

養生道具

養生道具は、マスカーやダブル、ノンスリップ、ガムテープ、紙テープが最低でも必要です。

塗料

塗料は外壁の種類によって必要な材料が異なります。住宅では、主に「モルタル壁」「サイディング壁」の2種類が使用されてます。

モルタルとサイディングの特徴
モルタル セメントと砂を混ぜたもので、繋ぎ目がありません。また、表面の仕上げが手作業で仕上げます。
サイディング 複数の外壁材を貼り合わせるため、繋ぎ目もあります。ただ、品質が一定なためムラなく安定した仕上げです。

壁の種類を把握した上で塗料の種類を選びます。塗料の種類は下塗り用塗料と、上塗り塗料があります。

下塗り塗料は、主に2種類あります。

  • シーラー
  • フィラー

シーラーは主にサイディングを塗る下地に使われます。フィラーはモルタルを塗る下地に使われます。

上塗り塗料は主に、5種類あります。

5種類の上塗り塗料
  耐久年数(年) 1平米あたりの値段(円) 主な特徴
アクリル 4~8 1,000~1,800 紫外線に弱い
ウレタン 5~10 1,700~2,500 弾性や伸縮性にすぐれている
シリコン 7~13 2,200~3,500 耐熱、耐水性にすぐれている
フッ素 12~20 3,500~4,800 高い耐久性を持っている
無機 20年以上 4,500~5,500 劣化の原因となる樹脂成分が含まれている量が少ないため高性能である

消耗品

消耗品としては、用途や壁の種類によって毛の長さが異なるローラーや、ローラーを転がすハンドル、水性のハケ、塗料を入れるバケット、バケットの容器、ハケ塗りのとき使うペン缶、内容器、必要であれば空の一斗缶など用意します。

脚立、はしご、または足場

脚立は壁の高さにあったものを用意します。足場を用意する場合は寸法を測って足場材を購入します。

自分で外壁塗装する場合の手順

外壁塗装する手順を紹介します。

  1. 外壁を高圧洗浄、又は研磨剤(マジックロン)で擦って水道ホースで流し、近所の方の家に散らさないように洗い、しっかり乾かす。
  2. 非塗装部分(窓、土間)を養生する。養生部はよくおさえて、塗料がにじまないようにする。
  3. 下塗りの塗料で下塗りをする。均等に、塗り残しがないようにしっかり塗る。
  4. よく乾かして、上塗りの塗料で上塗りする。季節、塗料の種類によって、乾かす時間は異なる。
  5. ローラーで入らない窓枠などを刷毛で塗る。
  6. 上塗り2回目を塗る。塗膜をつけるのと、透けがないように丁寧に塗る。
  7. 乾かして、養生を剥がす。

自分で外壁塗装をする場合のリスク・問題点

先述のように、自分で外壁塗装をすることは可能です。しかし、そこには多くのリスクが潜み、はじめから事業者に依頼した場合よりも時間も手間も、お金もかかる可能性があります。

仕上がりが不十分になる

塗料が均等に塗れてない場所がある場合は、塗料が建材に吸い込まれてムラになったり、塗料がたまって乾くとタレがおきたりします。また、 下地に異物が付着したり塗料の粘土が高すぎてピンホールができたりする可能性もあります。

乾燥時間を守らなければ、塗膜内部の乾燥が不十分になり、膨れや剥がれの原因になります。

コストが余計にかかる

一度しか使用しないものもある中で、道具や消耗品をそれぞれ買っていくと、無駄にコストがかかります。その点、事業者は消耗品などまとめて買っていたり、高圧洗浄機などの機材を揃えたりしているので、使用コストは割安です。

また、塗り忘れによって塗り直しになった場合は、また一から作業になり、材料代が余計にかかる場合があります。

時間がかかる

自分でやる場合、何をやるにも慣れていないことで時間がかかります。道具を揃えて準備するまでや、作業してからも時間はかかります。

事業者がひとりで作業する場合、住宅一軒あたり、約2週間かかります。もし自分がやる場合には1カ月半以上かかるのではないでしょうか。

危険である

脚立を使用する際は、塗料をもって上り下りするため、塗料を落とすかもしれません。不安定な場所で使用すれば、脚立が倒れたり無理な態勢で作業して落下したりするリスクもあります。

また、塗装中に飛散して目に入るかもしれません。

ひとりで作業する場合は、何か事故があったときに対応が遅れるリスクもあります。

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自分で外壁塗装してはいけないケースがある?

外壁塗装は、住宅性能に影響します。そのため、素人が自分で塗装したことでかえってダメージが増し、劣化が深刻化することもあります。

サイディング壁のシーリング材に割れがある場合

サイディングボードの継ぎ目や、窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し割れがある場合があります。

この場合、シーリング材のうち替えをしなくてはなりません。すべての旧シーリングを撤去し、新しくシーリング材を打ち替えます。

外壁にひびや剥がれがある場合

ひびや剥がれがある場所にそのまま塗料塗ってもひびが埋まったり、剥がれなくなったりするわけではありません。

塗った直後は目に見えてわからないかもしれませんが、時間が経つにつれて、剥がれやひびがある場所からひどく痛んでいきます。

ひびや剥がれがある場合は、補修作業をしなければなりません。

まずは微弾性フィラーでひびや剥がれを埋めてから、元の模様と同じになるように補修します。模様を同じにしなければ、目に見えてわかるほど補修跡が残ります。しかし、手塗りでできる場合と吹き付けでする場合とがあり、自分でするにはとても難しいでしょう。

外壁の汚れやコケをキレイにおとさずに塗装した場合

汚れが残っている場合も一見目に見えてわかりませんが、時間が経つにつれて痛んでいきます。

塗装間隔としては、10年から15年とされてますが、このような場合はおそらく10年もたないでしょう。

知らずに塗装してしまった場合、雨漏りしたり、外壁に穴があいたりします。十分に外壁の状態を確認する必要があります。

外壁や屋根の塗装は専門家への相談が大切です。ぬりマッチで手軽に相談しましょう!

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