家のメンテナンスは10年が目安!理由や項目別の費用相場を徹底解説

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家のメンテナンス

家をキレイに維持するなら、メンテナンスは新築時から10年目、20年目、30年目に行うのがオススメです。

本記事では、築年数ごとにメンテナンスが必要な箇所や部分別の費用相場を紹介します。「そろそろ家のメンテナンスが必要かも」とお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

家のメンテナンスは10年ごとがオススメ

一般的な家の場合、メンテナンスは10年ごとに行うのがオススメです。見た目はさほど傷んでいないようでも、10年ほど経てば家の内部が傷んでいる場合があるためです。放置するほどに家は劣化しメンテナンス費用が高くなることが予測されます。まずは10年目を目安に点検し、必要であればメンテナンスをしましょう。

メンテナンスが必要な箇所と費用相場

下記では、築年数ごとにメンテナンスしたほうがよい箇所を紹介します。また、一般的な30坪の木造住宅をメンテナンスする際の費用相場も併せて紹介します。それぞれ費用に差があるので、施工会社を選定する際は複数社と比較検討しましょう。 なお、メンテナンスの費用相場は劣化の状態だけでなく家の構造や坪数によっても変動します。

築10年目

 

下記は、築10年目にメンテナンスしたい箇所の代表例です。

  • 外壁
  • 屋根
  • 内装
  • 水まわり
  • ベランダやバルコニー

外壁

築8~10年で外壁を手で触ると粉状のものがつく、チョーキング現象が見られるケースがあります。また、塗装のはがれやサビ、コケなどが確認できるケースもあります。

外壁に劣化症状が見られたら、専門家に診てもらいましょう。外壁塗装の劣化をそのままにしておくと、雨漏りの原因になり住宅の寿命が縮まってしまうので、早めの塗り替えがオススメです。

また、外壁塗装の費用は80万~120万円が目安です。ただし、シーリング(コーキング)の打ち換え工事を行う場合は追加で10万~20万円がかかります。

シーリング(コーキング)の打ち換え
建物の隙間に埋められていたシーリング材を新しいシーリング材に交換することです。シーリング材は、ガラスやサッシの隙間を埋める材料として重宝されています。水漏れを防ぐなどの効果が期待できるためです。ベランダ防水の立ち上がり部分(ベランダから雨漏りしないよう防水加工されている、床と外壁の境目)などにも使用されています。

屋根

屋根に色あせやサビ、ひび割れなどの劣化症状が見られたら、メンテナンスが必要です。具体的には劣化箇所の修繕をしたあとに、屋根を塗装します。屋根のつなぎ目や雨どい※1破風板はふいた※2などの劣化が激しければ、塗装前に修繕や部品の交換が必要だからです。修繕や部品の交換を行う際の費用相場は、5万~20万円です。

※1雨どい
屋根のうえに流れる雨水を地上に運ぶための細長い筒のことです。
※2破風板はふいた
風を遮る効果のある、屋根の側面につけられた板のことです。

屋根全体と破風板などの塗装費用は20万~40万円が相場です。雨どいのはずれや詰まりなどの点検は無料の場合と有料の場合があり、有料の場合は数千円~数万円となります。また、雨どいのはずれや詰まりを改善する際は、施工会社によっても工事費用がかかる場合と無料の場合があります。

内装

築10年くらいたつとクロスや水回り、LED照明、畳などに劣化症状があらわれやすいです。対処法や費用相場は次のとおりです。

  • クロス

内装の壁紙が汚れたり、傷ついたり、はがれたりしたときに張り替えます。特に水回りは湿気による劣化が早い傾向にあります。さらに、リビングなど家族が集まる場所もクロスの張り替え時期が早くなりやすいので気をつけましょう。

なお、内装の壁紙を張り替える際の費用相場は10万~50万円です。

  • LED照明

クロスの張り替えと同時にLED照明の交換も行っておくと、1回でメンテナンスが完了します。

なお、LED一体型照明の交換費用は10万~40万円が相場です。

  • 水まわり

キッチンにある食洗器レンジフードガスコンロIHクッキングヒーターなどは、約10年が寿命といわれています。不具合の有無にかかわらず、寿命を超える前に交換することが推奨されています。不具合がないからといって寿命を超えて使い続けると、ある日突然使えなくなってしまうおそれがあるためです。

また、キッチンだけでなく洗面所や浴室にある蛇口も約10年で寿命をむかえます。外から劣化症状が確認できなくても、中の部品などが劣化しているおそれがあるためです。蛇口以外にも中の状態を確認できない水道管排水管も、点検と修繕をしたほうがよいでしょう。必要に応じて、洗面化粧台やユニットバスも丸ごと一式交換します。

水まわりの工事の費用相場
工事内容 費用相場(円)
レンジフードの交換 5~30万
コンロの交換
洗面化粧台の交換 10~50万
ユニットバスの交換 (1坪サイズの場合)40~200万
水道や排水管の点検
(洗浄)
8,000~1万
(1~3万)

和室がある場合は、畳の傷み具合に応じて裏返うらがえ※1表替おもてが※2をします。また、傷みがひどい場合は新調※3します。費用相場は次のとおりです。

1畳あたりのメンテナンス費用相場
畳のメンテナンス内容 意味 1畳あたりの費用相場(円)
※1裏返うらがえ 元々使っていた畳の「おもて」と「うら」を逆にすること 4,000〜9,000
※2表替おもてが 部屋から見えるほうの畳の「おもて側」とフチの部分を新品にすること
※3新調 畳をすべて新品にすること 7,500〜2万

ベランダやバルコニー

ベランダやバルコニーをメンテナンスする際は、防水のやり替え工事をします。やり替え工事とは建築用語であり、言い換えるとリフォームのことです。防水のやり替え工事は、外壁の塗装工事やシーリング(コーキング)の打ち換え工事と一緒に行うのがオススメです。分けて行うより、費用を安く抑えらえる可能性があるためです。

なお、防水のやり替え工事の相場は10万~20万円です。

※1シーリング(コーキング)の打ち換え
建物の隙間に埋められていたシーリング材を新しいシーリング材に交換することです。シーリング材は、ガラスやサッシの隙間を埋める材料として重宝されています。水漏れを防ぐなどの効果が期待できるためです。ベランダ防水の立ち上がり部分(ベランダから雨漏りしないよう防水加工されている、床と外壁の境目)などにも使用されています。

そのほか

必要に応じて防蟻ぼうぎ(シロアリ対策)工事や雨戸の張り替え、サッシや玄関扉の点検をします。

費用相場は、下記表をご覧ください。

メンテナンス内容ごとの費用相場
メンテナンス内容 費用相場(円)
防蟻工事 10~30万
雨戸の張り替え (1箇所あたり)5,000~1万
サッシや玄関扉の点検 2,000~3万
(※無料の場合もあるので事前に確認しましょう)

築20年目

築20年目にメンテナンスしたい箇所の代表例は、次のとおりです。

  • 外壁
  • 屋根
  • 内装
  • 水まわり

外壁

メンテナンスでは、外壁の全面と軒裏などの付帯部分を塗装します。さらに、必要に応じて既存の外壁のうえから新しいサイディングを貼る増し張りや、既存の外壁を張り替える工事をします。劣化が進んでいる場合は、1回目の塗装よりも高額になることが多いようです。

サイディング
外壁材の一種です。1990年代以降から本格的に普及しました。

外壁塗装の費用相場は80万~120万円です。外壁全面と軒裏などの付帯工事も含みますが、劣化に応じてかかる費用が異なります。既存の外壁のうえから新しいサイディングを貼る「増し張り」工事は50万~100万円、既存の外壁を張り替える「張り替え」工事は50万~200万円が相場です。

屋根

屋根全体と破風板などの付帯部分を塗装する工事をします。破風板や雨どいなどの付帯部分に劣化が見られる場合は交換も行います。

また、使われている屋根材がストレート※1である場合は、カバー工法※2き替え工事※3を検討したほうがよい時期です。なぜなら、ストレート屋根の寿命は25年前後といわれているためです。寿命をむかえたまま何も対処せずにいると、雨漏りのリスクがあります。

※1ストレート
セメント状でできた薄く、たいらな板のことです。地域によってコロニアルやカラーベストなど呼び方が変わります。
※2カバー工法
新しい屋根を既存の屋根のうえに覆いかぶせる工事のことです。
※3き替え工事
既存の屋根を全部撤去して、丸ごと屋根を新しい屋根に交換する工事のことです。

また、屋根のメンテナンスの費用相場は次のとおりです。

屋根のメンテナンスの費用相場
メンテナンス内容 費用相場(万円)
屋根全体と破風板などの付帯部分の塗装 20~40
破風板や雨どいの交換 10~20
カバー工法 80~150
き替え工事 70~200

内装

劣化が目立つ場合は、全室のクロスを張り替える必要があります。また、フローリングの劣化状況によっては張り替えや重ね張りを行います。

なお、フローリングの張り替え費用の相場は6畳あたり10万~50万円です。

水まわり

メンテナンス方法としては交換するのが一般的です。交換する箇所としては、システムキッチン便器給湯器などが該当します。なお、給湯器の交換ではガス工事が伴いますので、システムキッチンやユニットバスの交換と同時にするのが理想的です。

また、給排水管も劣化している場合や水漏れしている場合は交換が必要です。

水まわりの工事の費用相場
工事内容 費用相場(万円)
システムキッチンの交換 30~200
便器の交換 4~33
給湯器の交換 10~40
給排水管の交換 5~20

そのほか

そのほか、やっておきたいメンテナンスは次のとおりです。

  • サッシの交換

交換する際は、既存のサッシを枠ごと換える工法、または枠を残して換えるカバー工法で工事をします。サッシに不具合がある場合は、1箇所あたり約5万~30万円で補修します。

  • 玄関扉の交換

玄関扉の交換は、枠を残して交換するカバー工法が主流です。玄関に不具合がある場合の補修費用は10万~50万円が相場です。

  • シャッターの交換

シャッター交換は、外壁改修工事と同時に行うと効率的です。シャッターに不具合がある場の費用相場は10万~30万円です。

  • スイッチや配線、換気扇などの電気設備交換

1万~3万円プラス本体価格で交換できるのが、一般的です。

築30年目

まめにメンテナンスをしていれば、築30年目でも快適に住むこともできます。しかし、手入れを怠っている場合はメンテナンスすべき箇所が多すぎて、全面改装を検討する人が多いようです。

全面改装とは、軸組みを残して内装も外装もすべてやり替える(リフォームする)ことです。また、構造体の腐食などが原因で劣化している場合は必要に応じて交換します。

築30年目以降のメンテナンス費用相場

全面改装工事では、柱などの軸組みを残して外装、内装すべてをリフォームします。費用の目安は、800万~2,000万円です。

また、構造体の交換工事では木材などの劣化に応じて交換します。費用の目安は20万~300万円です。

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