木造住宅・木造外壁の塗装で注意すること|木目を生かした塗装もできる!

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木造住宅の外壁

木造住宅などで使われている木造外壁は、塗装するときに一般的な窯業系ようぎょうけいサイディングと異なる注意すべきポイントがあります。木造外壁の塗装の基本から具体的な塗料やタイミングまで、わかりやすく解説します。

木造住宅の外壁塗装で注意すること

木造住宅などで使われている木造外壁に塗装するときに、注意したいポイントを解説します。

木造外壁はこまめなメンテナンスが必要

木造外壁は次のようなリスクがあるため、こまめなメンテナンスが必要です。

  • 防火性が低い
  • 腐食ふしょくしやすい
  • カビやシロアリの被害を受けやすい

これらは、木造外壁で自然の木材を使っていることが大きな理由です。外壁で広く使われている窯業系サイディングなどでは、こういったことに注意する必要はありません。木造外壁ならではの注意点です。

窯業系サイディング
セメントと木片などの繊維を混ぜ合わせて成型した外壁材のこと。断熱性、耐久性に優れている。外壁材として広く普及しており、デザインが豊富。

木造外壁の特徴

木造外壁

一般的な窯業系サイディングと比べて注意点は多いものの、木造外壁には次の特徴があります。

  • 木造ならではの味わいや温かみがある
  • 年月が経てば深い色合いに変化する
  • 断熱性に優れている
  • 湿度を調節してくれる

木造外壁には木造外壁のメリットがあるのです。それぞれの特徴を詳しく解説します。

木造ならではの味わいや温かみがある

木造外壁は自然の木を使っているため、木目を生かしたデザインなど、ほかの外壁材にはない木材特有の味わいや温かみを感じられます。

年月が経てば深い色合いに変化する

天然素材の木を使っている木造外壁は、年月が経つと深い色合いに変化します。外観の色合いが年月によって変化し、長期的に楽しめることが、木造外壁の大きな魅力です。

断熱性に優れている

木材には無数の空気で満たされた細胞があります。空気には熱を伝えにくい性質があるため、木材を外壁に使うことで断熱性が向上します。

湿度を調節してくれる

木材は周りの湿度が高い場合は湿気を吸収して、乾燥している場合は湿気を放出します。このように木造外壁は調湿性が優れており、暮らしの快適性を高めてくれます。

木造外壁の種類

木造外壁の木材では、スギやカラマツ、ヒノキなどがよく使われます。これらの木材を次の方法で加工して外壁材に使用します。

  • 天然木に塗装
  • パーチクルボード
  • MDF

パーチクルボードとは、木材の小片と接着剤を組み合わせて板状に成形したものです。MDFはmedium density fiberboardの略称で「中質繊維板」という意味があります。木材チップを原料にして板状に成形したものです。

木材の種類によって費用は異なりますが、基本的に耐久性や強度が優れた木材を外壁に使用します。

木造外壁への塗装の注意点

天然素材である木材は非常にデリケートで、扱いに注意が必要です。木造外壁への塗装では、次の点に注意しましょう。

  • 塗料の寿命がほかの外壁材より短い
  • 塗料によって工程が異なる
  • 高圧洗浄機は使えない

木材は水分の吸収と放出を繰り返すため、塗装の劣化が進みやすいのが特徴です。そのため、メンテナンス周期がほかの外壁材よりも短くなってしまいます。木造外壁の塗装には正しい知識が必要なので、プロである施工会社に依頼しましょう。

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木造外壁を塗装するときのポイント

木造外壁の塗装

木造外壁を塗装するときに知っておきたいポイントを紹介します。

木造外壁に使用する塗料の種類

木造外壁の塗装では、主に次の2種類の塗料を使います。

  • 造膜型塗料ぞうまくがたとりょう
  • 浸透型塗料しんとうがたとりょう

造膜型塗料

造膜型塗料とは、木材の表面に塗膜を形成する塗料です。撥水性はっすいせいや耐水性が高く、耐久性にも優れています。

造膜型塗料は、塗膜が木材の表面に形成されるため、木目が消えてしまいます。しかし、クリア塗料と呼ばれる透明の造膜型塗料を使用すれば、木目を消さずに仕上げることが可能です。

造膜型塗料のポイント
撥水性、耐水性、耐久性に優れる。クリア塗料を使えば木目を残せる。

浸透型塗料

浸透型塗料とは、木材に染みこませて、木の内側から保護する塗料です。木材の表面に塗膜を形成しないため、木目を生かした塗装ができます。ただし造膜型塗料より耐久性が低く、3年に1度は再塗装が必要です。

浸透型塗料のポイント
木目を生かした塗装ができる。3年に1度の頻度で再塗装が必要。

塗料を選ぶときのポイント

木造外壁の塗料を選ぶときは、次のポイントをおさえておきましょう。

  • 過去に使われていた塗料を確認する
  • 木材用の塗料を選ぶ

過去に使われていた塗料を確認する

過去の塗料と異なる塗料で塗装してしまうと、塗料が木材とうまくなじまないことがあります。特に、浸透型塗料が使われていた場合は、木材の内部に塗料がすでに浸透しているため、同じ浸透型塗料で塗装しましょう。

木材用の塗料を選ぶ

木造外壁への塗料では、必ず木材用の塗料を選びましょう。木材用ではない塗料を誤って塗ってしまうと、木材を傷めてしまうおそれがあります。

木目を生かした塗装をするには

木目を生かした塗装をするには、次の塗料から選びましょう。

  • 木材の表面に塗膜を形成しない浸透型塗料
  • 透明の造膜型塗料(クリア塗料)

これらの塗料を使うことで、木目を生かしたまま塗装が可能です。

木造外壁を塗装するタイミングと費用

ここでは、木造外壁を塗装するタイミングと費用について解説します。

木造外壁を塗装するタイミング

木造外壁を塗装するタイミングについて解説します。

チョーキング現象が発生している

チョーキング現象とは、外壁を手で触るとチョークのような粉がつく現象です。これは太陽の紫外線などによって塗膜が劣化している証拠なので、早期に塗装しなければなりません。

放置してしまうと塗膜の防水機能が低下して外壁の腐食が進行し、雨漏りなど大きな被害につながります。

外壁の形状が変化している

外壁の形状が膨らんでいたり毛羽立っていたりする場合は、塗装のタイミングです。

形状が変化してしまうことで、塗装がはがれやすくなります。塗装がはがれると、そこから雨水が浸入しやすくなります。

外壁の形状が変化していた場合は、塗装をしましょう。

カビや藻が生えている

外壁にカビや藻が生えている場合、外壁の内部に水がたまっているおそれがあります。カビや藻の繁殖力は強く、被害が拡大しやすいため、防カビ剤の塗布や外壁の再塗装など、早期の対応が必要です。

シロアリが発生している

シロアリが発生している場合、防蟻剤などで早期に対策する必要があります。シロアリは木材を食べてしまい、建物の耐久性を下げる悪影響を及ぼすおそれがあるため、速やかに施工会社に対応を依頼しましょう。

木造外壁の塗装にかかる費用の目安

木造外壁の塗装にかかる費用は、外壁の状態や補修の有無などによって変動しますが、1m2あたり約7,000~1万5,000円が目安です。

あくまで目安なので、実際にかかる費用を知りたい場合は、施工会社に調査を依頼して見積もりを取りましょう。

社だけでは提示された金額や内容が、適正かどうか判断がしにくいため、相見積もりを取って比較、検討しましょう。

木造外壁の塗装ではDIYがNG!

木造外壁をDIYで塗装するのは、次の理由からおすすめできません。

  • 危険性がある
  • 時間と手間がかかる
  • 塗り忘れや色むらが発生する

それぞれの理由について、詳しく解説します。

危険性がある

外壁の塗装は基本的に高所作業が必要で、とても危険です。施工会社に依頼すれば、プロの職人が足場を組み立てて、安全に配慮して作業します。

時間と手間がかかる

施工範囲や天候で変動しますが、施工会社に依頼した場合でも約1~2週間かかります。DIYではさらに作業時間がかかるため、工期が長引くおそれがあります。その時間や労力を考えると、施工会社へ依頼したほうが期間内に作業を終えられます。

塗り忘れや色むらが発生する

DIYで塗装すると、塗り忘れや色むらが発生しやすくなります。ぬり忘れや色むらがあると見栄えが悪くなるだけでなく、そこから劣化してしまうおそれがあります。

見積もりの比較、施工内容の確認が重要

施工会社に外壁塗装を依頼するときは、必ず複数社に見積もりを依頼しましょう。施工会社によって施工内容や見積もり方法が異なるため、1社だけに相談しても価格が相場どおりなのか、必要な工事をやっているのか判断できません。

また、依頼する側は深い知識を持っているわけではないので、質問したときにしっかりと説明できる施工会社に依頼したいところです。

施工会社への見積もりは「ぬりマッチ」からお申し込みください。自宅の情報を入力すれば、工事に対応できる複数の施工会社を紹介します。見積もりの金額や相談への対応などを比較して、信頼できる施工会社に依頼しましょう。

木造外壁は劣化が早いので注意!塗装で済むうちに依頼してください!

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