外壁塗装が終わらない!理由と対処法、予防策4選を徹底解説

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外壁塗装が終わらない!理由と対処法、予防策4選を徹底解説

外壁塗装の依頼後、塗装がいつまでも終わらないため不安になる方がいます。

そこで本記事では外壁塗装が終わらない理由と、塗装完了予定日を過ぎているときの対処法外壁塗装を希望の期日に終わらせる予防策4選を解説します。

外壁塗装が終わらない理由

外壁塗装が終わらない主な理由は次の4点です。

  • 天気が悪い
  • 距離が遠い
  • 追加(補修)の作業が必要になった
  • 施工会社と下請けとの日程が合わない

天気が悪い

外壁塗装が終わらない理由のひとつに、天気が悪くて作業が進まないケースがあります。

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。天気が悪くて塗料が乾かない場合は、3回の塗りが中断されて遅れます。

一般的に、最初の下塗りから塗料が乾いていないと、次の中塗りができません。加えて、雨が降っていると塗装ができないため、雨の多い月は作業が長期間できないこともあります。

そのため、本来予定していたはずの日数では終わらず、「作業も進まない」という状況が生まれます。

また、天気は晴れていても途中で雨が降る予報がされている場合は、塗料の乾き具合を想定して作業をしないこともあります。その際に、作業が延期になることも考えられるのです。

距離が遠い

「施工会社や施工会社の下請け先の事務所」から「外壁塗装を行う住宅」までの距離が離れていると、塗装が予定通りに終わらないケースがあります。

都心よりも地方に多い事例で、山中の住宅や施工会社の拠点が周辺地域にないといった場合は、長距離の移動が必要です。

1日の作業時間は限られるため、距離が離れるほど、塗装にかける時間が短くなります。このロスが1日にできる作業や件数を抑制し、当初の想定されたスケジュールで終わらなくなる要因です。

外壁塗装では、塗料の乾燥で時間をおくことが必須のため、場所の行き来に時間がかかることは遅れの原因につながります。

追加(補修)の作業が必要になった

本来の作業とは別に、追加作業が発生して時間が余計にかかることがあります。

住宅はどんな状態でも外側から塗装を重ねればよいわけではありません。劣化具合に応じて補修や洗浄などの作業が発生します。

特に塗料を塗るためのベース部分の劣化がひどい場合は、その補修だけで数日分の作業時間を割く計算となるのです。

依頼者にしてみれば、追加の費用まで発生して時間も遅れるため、あまり好ましい理由ではありません。しかし、追加(補修)の作業は、塗装作業に不可欠で完成時の出来をよくする役割があることから、許容する必要のある遅れといえます。

施工会社と下請けとの日程が合わない

施工会社と下請けとの日程が合わずに、スケジュールが遅れることもあります。

外壁塗装には、「作業中の遅れ」と「作業前の遅れ」があり、この場合は「作業前の遅れ」に該当します。作業が開始しておらず、その開始時期が遅れるというものです。

本来、下請けとの日程調整は細かく行われるべきですが、大手の施工会社の中には、地域の下請けに日程調整を任せているケースが少なくないのです。

下請け会社に仕事が集中した場合、全体、もしくは一部の塗装作業の開始時期が遅れて、外壁塗装が終わらないケースがあります。

塗装完了予定日を過ぎているときの対処法

塗装の完了予定日が過ぎたにもかかわらず、「まだ塗装が終わっていない」ケースもあります。

塗装完了予定日を過ぎているときの対処法は次の2点です。

  • 遅れの理由を確認する(完了日を明らかに)
  • 作業現場に足を運ぶ(状況確認)

遅れの理由を確認する(完了日を明らかに)

まずは、施工会社へ塗装の完了が遅れている理由を聞きましょう。トラブルが生じて遅れているのか、それとも塗装作業の中で補修などの追加作業が発生して遅れているのか、遅れがどのくらいになるのかをはっきりさせます。

その際に、今回の遅れが生じたことで実際の完了日を明らかにさせることも必要です。なぜなら、「1~2週間遅れる」といわれても次の催促や連絡日が不明なためです。できる限り、具体的な日程の確認が大切です。

塗装完了予定日が大幅に遅れている場合、足場などがかかったままで住宅の外観もよくありません。その点も施工会社に伝えて、早めに終わらせるように伝えましょう。

作業現場に足を運ぶ(状況確認)

塗装の遅れに対して、施工会社から明確な回答が得られない場合や要領を得ない場合は、作業現場に足を運ぶのもひとつの手段です。

なぜなら、作業の進捗状況を自分の目で確かめて、連絡の際に具体的に指摘できるためです。指摘だけでなく、実際に連絡時に説明された状況と実際の状況に食い違いがないか調べることもできます。

施工会社の中には、小口の住宅塗装よりも大口の塗装を優先して利益の大きなものを取るケースがあります。それまでは、遅れている依頼者の塗装が後回しにされているケースがあります。そういった場合は、状況確認することで塗装作業がまったく進んでいない事実を発見できます。

外壁塗装を希望の期日に終わらせる予防策4選

外壁塗装は予想外の施工遅延により、遅れが出る場合もあります。

しかし、施工会社としっかりと相談することで、塗装を希望の期日に終了できる可能性が高まります。以下では、そのための予防策4選を紹介します。

天候が安定した季節を選ぶ

外壁塗装が遅れる原因として取り上げた中に天気があります。日本には四季があり、シーズンによって天候は大きく左右されます。

夏場は熱くて塗装が乾くのはよいですが、8月前後は大雨が降りやすく、暑すぎて作業に支障が出ることもあるでしょう。逆に、冬は乾燥するのはよいですが、気温が低く、塗装が乾きにくいです。

そのため、塗装の季節として理想的なのは、「春」か「秋」のどちらかです。

もちろん、春と秋どちらの季節も雨が降る前線の通過がありますし、梅雨時期の前後は天気が不安定になることから細かなスケジューリングが必要でしょう。

塗装にかかる数日や週間の天気図や天気予想などを考慮して依頼できれば、天気によって作業が伸びるなどの状況を減らし、予定どおりに終わらせやすくなります。

定評のある施工会社に依頼する

施工会社を選ぶときに大事なのは、評判の優れた優良会社に依頼することです。優良会社は事前に決めたスケジュールで完成することを信用、信頼に応える形で実施します。

一方、現場で回す人員が少ない施工会社や利益優先で一部の塗装を後回しにして1カ月近く放置する評判のよくない施工会社も存在します。

そのような施工会社に依頼すると、特に遅れる理由がなくても足場だけ組んで塗装作業が放置されることがあります。

上記とは対照的に、短い期間に終わらせることにこだわりすぎることにはリスクもあります。それは、短いスケジュールばかりを気にして、中塗りをしない施工会社に当たる場合です。塗装そのものが本来の耐用年数よりも少なくなり、問題が発生しやすくなるでしょう。

希望日に余裕をもたせる

上記の2つは、外壁塗装を希望にあわせて終わらせる予防策の中でも、なるべく延長なしで期限内に終わらせることを重視した予防策です。

しかし、どれだけ入念にスケジュールを立てて対策しても、実際の作業の中で天候悪化による予定の狂いは起こります。さらに、実際に作業を始める段階になって、追加作業の補修が発生した場合は、事前にスケジュールを決定するのが難しい場合もあります。

そこで、希望日に余裕をもたせて、そういった作業延期の遅れもスケジュールの中に加えてしまうことが有効です。これがそのまま希望の時期に終わらせる予防策です。

外壁塗装の一括査定サイトを使う

外壁塗装の一括査定サイトを利用することは、塗装が遅れないようにする予防策として有効です。なぜなら、利用すると優良会社の具体的な条件や見積もりをインターネットでチェックしてから、信頼できそうなところを探せるためです。

そのため、外壁塗装の一括査定サイトを使って任せられる施工会社を選びましょう。外壁塗装の一括査定サイト「ぬりマッチ」は、電話でのヒアリング調査などをもとに優良だと判定された施工会社のみが加盟しています。

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