神奈川県横浜市港南区の外壁塗装におすすめの時期と需要
新築から10年、そろそろ外壁のリフォームを考える時期です。 外壁は雨や強風などから日々ダメージを受けています。 塗料の性能が落ちてくると防水機能が失われて、さまざまな問題を引き起こします。 外壁の劣化症状に気づいたら、外壁塗装を検討しましょう。
この記事では
- 神奈川県横浜市港南区で外壁塗装におすすめの時期はいつ?
- 神奈川県横浜市港南区で今後の外壁塗装の需要はどうなっていく?
2点について解説します。
横浜市港南区で外壁塗装するなら春〜秋!
グラフ:神奈川県の平均降水量と平均気温(1991~2020年)
出典:「過去の気象データ」(気象庁ホームページより)
外壁塗装のおすすめ時期
外壁塗装が適している気候条件には、次の3つがあります。
- 気温が5℃以上
- 湿度85%以下
- 降雨や強風など、悪天候でない
港南区の外壁塗装は春(3月〜5月)、秋(9月〜10月)がおすすめです。 この時期は気温が一定以上高くなり、気候が安定しているため外壁塗装に適しています。春〜秋は外壁リフォームに適した時期で、業者の繁忙期になります。遅くとも、2カ月前には依頼しておきましょう。また、横浜市は温暖な地域で平均気温が5℃を下回ることがないため、天候が悪くなければ、1年中外壁塗装を行えます。 冬でも外壁の劣化症状に気づいたら、業者に問い合わせてみましょう。
外壁塗装に注意が必要な時期
港南区は秋の外壁塗装がおすすめですが、注意点もあります。 台風によって工期が延びることがあるのです。天気が安定しやすい秋でも、台風の雨や強風によって作業ができないと、工期が延びてしまいます。この時期に依頼する場合は、悪天候で工期が延びることも考慮して依頼しましょう。
横浜市港南区で外壁塗装の需要増の見込み。早めに依頼を!
グラフ:神奈川県と横浜市港南区の新設住宅着工戸数(持家)(2011年~2019年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
外壁塗装はお早めに!2023年以降に需要が増加
港南区の新設住宅着工戸数は2014年から大きな増減はなく200戸付近を推移しています。そのため、外壁塗装の需要も大きな増減がなく落ち着いているでしょう。 区内北部には横浜市営地下鉄ブルーライン、京急本線が通っており、区内南部にはJR根岸線が通っています。自然豊かな地域で都市へのアクセスもよいため、ファミリー世帯に人気のベッドタウンです。横浜市港南区は2012年〜2013年にかけて多く住宅が着工されているため、外壁塗り替えのタイミングである10年後の2023年前後に外壁塗装の需要が増加することが予想されます。外壁塗装の需要が増加すると、目当ての業者に依頼できなくなるおそれがあるため、外壁塗装を検討中の方は、早めの依頼をおすすめします。
外壁塗装の費用相場
外壁塗装で大事なのは業者選びです。 塗装は特別な資格がなくてもできるため、手抜き施工を行う業者がいます。 優良な業者を見極めるのが困難なため、外壁塗装はリフォーム業界の中で最もトラブルが多いといわれています。 外壁塗装を適切な価格で、満足のいく施工を受けるために大事なことは、費用の相場を知ることです。業者によって費用に違いはありますが、ある程度の相場があります。相場から極端に低かったり、高かったりする業者は避けて依頼しましょう。
名称 | 金額 |
---|---|
足場 | 15万円 |
コーキング | 15万円 |
外壁塗装 | 30万円 |
屋根塗装 | 15~20万円 |
付帯部(雨樋・幕板・雨戸など) | 10~15万円 |
合計 | 85~95万円 |
引用元:池田聡『リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法』 発行 株式会社クロスメディア・パブリッシング(p.102)
グラフ:神奈川県の1住宅当たりの延べ面積(㎡)(1993年~2018年)
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)
延べ面積からわかる横浜市港南区の費用相場
外壁塗装の費用は「延べ面積×係数×塗料の費用」で概算できるため、延べ面積を調べることで地域のある程度の相場がわかります。持ち家住宅延べ面積の全国平均は122.32m2といわれています。港南区は全国と比較して25m2以上平均延べ面積が下回っているため、この地域の費用相場は全国平均より低くなります。
また、港南区の平均延べ面積は2018年で95.8m2です。
これを式にあてはめると、
95.8(延べ面積)×1.2(係数)×1600(シリコン塗料で1m2あたりの費用)= 183,936円(塗装費用)
となります。
この金額に付随して足場代や洗浄代などかかりるため、約50万円が港南区の相場です。
外壁塗装を検討中の方は参考にしてください。
神奈川県横浜市外壁塗装の費用推移
横浜市の1m2あたりの外壁塗装の費用推移です。2015年と2022年を比較すると988円上昇しています。平均は6,611円/m2でした。
年度 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
費用(円/m2) | 6,170 | 6,170 | 6,243 | 6,345 | 6,484 | 7,158 | 7,158 | 7,158 |
神奈川県横浜市港南区の塗装費用の相場
横浜市港南区の2018年度の延べ床面積をもとに塗装代を概算すると305,167円になります。使用する塗料や塗装会社の料金設定によって金額は異なるため、実際の費用と異なります。※足場代などその他費用は含まない
計算式:延べ床面積×1.3(係数)×2,500(シリコン塗料)
年度 | 2003 | 2008 | 2013 | 2018 |
---|---|---|---|---|
延べ床面積(m2) | 94.69 | 91.64 | 93.46 | 95.8 |
横浜市港南区の助成金情報
横浜市港南区では外壁塗装の助成金制度を実施している可能性があります。詳細はこちらからご確認ください。