【一覧表付き】屋根塗装の単価を種類別に紹介!30坪・40坪・60坪の相場は?

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【一覧表付き】屋根塗装の単価を種類別に紹介!30坪・40坪・60坪の相場は?

屋根塗装は、屋根や塗料の種類によって費用に差が出ます。

たとえば、約30坪の戸建住宅の場合、一般的なスレート屋根塗装の目安は約100万円です。この100万円の中には、足場代や洗浄代、コーキング費用なども含まれています。

屋根塗装の単価を種類別に紹介するので、自宅の屋根塗装にどれくらいの費用がかかるのかを確認しましょう。

塗料の種類別!屋根塗装の単価

屋根塗装に使われる塗料の種類は、大きく分けて以下の4つがあります。

  • ウレタン系塗料
  • シリコン系塗料
  • フッ素系塗料
  • 無機系塗料

無機系、フッ素系、シリコン系、ウレタン系の順に単価は高いですが、その分耐久性も高いです。

ウレタン系塗料の単価は1,500〜2,000円/㎡

ウレタン系塗料は、1㎡あたりの単価が1,500〜2,000円と、塗料の中ではリーズナブルな部類といえるでしょう。ホームセンターで一般的に販売されているものも多くあり、DIYでもよく使われる塗料のひとつです。

ウレタン系塗料は弾性力があるため、地震時に建物の動きに追従し、ひび割れが発生しにくいという特徴があります。一方、紫外線に弱く、耐久性が低いことが弱点です。

日当たりのよい屋根に塗る場合は、ほかの塗料に比べて早く劣化するため、短いスパンでの塗装が必要となります。

ウレタン系塗料の耐用年数は約8〜10年といわれています。

シリコン系塗料の単価は2,000~4,000円/㎡

シリコン系塗料は、1㎡あたりの単価が2,000~4,000円比較的安価でありながら耐久性も高い塗料です。

ウレタン系塗料より金額は少し高いですが、その分紫外線に強く、耐水機能耐熱機能もあります。コストパフォーマンスに優れた塗料といえるでしょう

また、油性と水性の2種類の商品があり、最近では環境配慮の観点から水性の商品が主流です。耐久性は油性のほうが高い傾向にありますが、施工時にシンナー臭があるため、近隣への配慮が必要でしょう。

シリコン系塗料の耐用年数は約12〜15年といわれています。

フッ素系塗料の単価は4,000~5,000円/㎡

フッ素系塗料は、1㎡あたりの単価が4,000~5,000円と、ややコストが高い部類に入ります。しかし耐久性が高く、最近では主流になりつつある塗料です。

少し前まで主流だったウレタン系やシリコン系に代わって人気が出てきた理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 各社のフッ素系塗料のバリエーションが増えてきた
  • 単価がシリコン系塗料に近づいてきた
  • できる限り長持ちさせたいニーズの高まり

フッ素系塗料は、いままでは高級商品というイメージがあり、採用される場面は少ない傾向にありました。しかし、塗装メーカー各社のフッ素系塗料のバリエーションが増えてきたことで流通量が増加し、コストが抑えられるようになったのです。

また、フッ素系塗料の耐用年数は約15〜20年といわれています。できる限り長持ちさせたいというニーズの高まりで、最近では採用されるケースが多いです。

無機系塗料の単価は5,000〜6,000円/㎡

無機系塗料は、商品のバリエーションが少なく、流通量も少ないため、1㎡あたり5,000〜6,000円と単価が高いです。

無機系塗料は、近年発売され始めた新しい塗料で、自然界の鉱物などを含有しています。一方、ウレタン系やシリコン系、フッ素系の塗料はすべて有機物を主成分としており、有機系塗料と呼びます。

無機系塗料は紫外線に強く劣化しにくい特徴があり、耐用年数は約18〜22年といわれています。

【一覧表】塗料の種類別の単価と耐用年数

下記は、塗料の種類別に単価と耐用年数をまとめた表です。

塗料の種類別の単価と耐用年数
塗料の種類 単価(円/㎡) 耐用年数(年)
ウレタン系塗料 1,500~2,000 8~10
シリコン系塗料 2,000~4,000 12~15
フッ素系塗料 4,000~5,000 15~20
無機系塗料 5,000~6,000 18~22

単価は1㎡あたりの金額のため、屋根面積を掛け合わせることで塗装費用の目安がわかります。

たとえば、ウレタン系塗料(2,000円/㎡)を面積が100㎡の屋根に塗装する場合は、以下のように計算できます。

塗装費用=2,000円/㎡ × 100㎡=20万円

【一覧表】建物規模別の塗装費用

建物の規模や階数によって屋根塗装の面積が異なるため、以下の一覧表を目安にしましょう。

規模別の屋根塗装の費用目安(単位:円)
  延べ床面積 屋根面積 ウレタン系塗料 シリコン系塗料 フッ素系塗料 無機系塗料
平屋 20坪 79.2㎡ 15万8,400 31万6,800 39万6,000 47万5,200
30坪 118.8㎡ 23万7,600 47万5,200 59万4,000 71万2,800
40坪 158.4㎡ 31万6,800 63万3,600 79万2,000 95万400
50坪 198.0㎡ 39万6,000 79万2,000 99万 118万8,000
60坪 237.6㎡ 47万5,200 95万400 118万8,000 142万5,600
2階建て 20坪 39.6㎡ 7万9,200 15万8,400 19万8,000 23万7,600
30坪 59.4㎡ 11万8,800 23万7,600 29万7,000 35万6,400
40坪 79.2㎡ 15万8,400 31万6,800 39万6,000 47万5,200
50坪 99.0㎡ 19万8,000 39万6,000 49万5,000 59万4,000
60坪 118.8㎡ 23万7,600 47万5,200 59万4,000 71万2,800
3階建て 20坪 26.4㎡ 5万2,800 10万5,600 13万2,000 15万8,400
30坪 39.6㎡ 7万9,200 15万8,400 19万8,000 23万7,600
40坪 52.8㎡ 10万5,600 21万1,200 26万4,000 31万6,800
50坪 66.0㎡ 13万2,000 26万4,000 33万 39万6,000
60坪 79.2㎡ 15万8,400 31万6,800 39万6,000 47万5,200
  • 2階建てと3階建てについては、総2階と総3階として算出
  • 屋根は約4寸勾配のイメージで算出
  • 塗装単価はそれぞれの最大値で計算

延べ床面積は、建物における各階の床面積を合計したものです。同じ延べ床面積の建物であれば、階数が増えるほど屋根面積は減るため、塗装費用は安くなります。

ただし、上記表の金額は塗装費用のみの金額のため、足場費用やコーキング費用、諸経費、消費税などは含まれていません。階数が増えるほど足場費用が高くなる傾向にあります。

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屋根の種類によって塗装費用が左右される

屋根の種類によっても、塗装費用が異なります。

日本における戸建住宅の代表的な屋根は、以下の3種類です。

  • スレート屋根
  • セメント瓦屋根
  • 金属屋根

それぞれの塗装費用について解説します。

スレート屋根は塗装費用が高い

スレート屋根は、セメントを主原料として作られた屋根材で、表面の防水性は塗装によって保たれています。

そのため、表面の塗装が劣化して防水性が低下すると、水が屋根材に染み込み、やがて室内への漏水へとつながります。

また、スレート屋根は瓦屋根と同様に、屋根材を重ね合わせて雨水を流す構造です。屋根材の重なり部分から雨水が入らないように、ある一定以上の勾配を付ける必要があります。

一般的なスレート屋根の場合、3/10以上の勾配が必要です。3/10とは、水平方向が10の長さに対して、垂直方向は3という勾配を表しており、傾斜角度でいえば約16.7度です。

3/10の勾配

3/10の勾配

勾配がきつければ、その分雨水は排水されやすいため漏水のリスクは低くなりますが、屋根面積は増えます。屋根面積が増えると塗装面積も増え、費用が高くなる傾向にあります。

セメント瓦屋根は塗装費用が高い

セメント瓦屋根は、在来の土を焼いて作られた瓦を大量生産が可能なセメントに置き換えた瓦でできた屋根です。通常の瓦屋根同様、波型の瓦を重ね合わせて雨水を流す構造になっています。

セメント瓦屋根もスレート屋根同様に、表面の防水性を塗装に依存しているため、劣化する前に塗装が必要です。

また、4/10(約21.8度)以上の勾配が必要なため、塗装面積が多く、費用が高くなる傾向になります。

金属屋根は塗装費用が安い

金属屋根は、流れる方向に継ぎ目のない一枚もので製作が可能なため、屋根勾配を緩く抑えられます。

勾配が緩いと、塗装する屋根面積が小さく抑えられ、費用が安くなる傾向があります。また、施工時の安全性や施工性が向上するため、工期を短くできます。

金属屋根は、素材である金属のグレードにより、塗装の頻度が変わってきます。

たとえば、チタンや銅を使っていれば、メンテナンスは基本的に不要です。ただし、チタンや銅は非常に高価なため、一般的にはガルバリウム鋼板が使用されています。

ガルバリウム鋼板の場合、表面塗装がなくなるとサビが発生するおそれがあるため、定期的な塗装が必要です。

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屋根の塗装以外にかかる費用

屋根塗装では、塗装以外にも以下の費用がかかります。

  • 足場費用
  • 高圧洗浄費用
  • コーキング費用
  • 諸経費

それぞれどれくらいの費用がかかるのかを紹介します。

足場費用の単価は約1,000円/㎡

屋根塗装では、塗料の運搬やとい周りの塗装、後ほど紹介する外壁と屋根の接続部分へのコーキングなどを行うために、足場を設置する必要があります。

ただし、建物が平屋で脚立やはしごで屋根まで作業員が登れる場合は、足場設置が不要になるケースもあります。またといとは、屋根を流れる雨水を集めて、地面や地下に流す設備のことです。

足場費用の単価は、1㎡あたり約1,000円が目安です。

また、足場が必要な面積は、以下の計算式で求められます。

足場が必要な面積(外壁見付面積)=建物外周の長さ × 建物の高さ

たとえば、30坪2階建ての戸建住宅と仮定して計算してみましょう。

足場が必要な面積(外壁見付面積)=建物外周の長さ約30m × 建物の高さ約7m=210㎡

足場費用=1,000円/㎡ × 210㎡=21万円

また、足場費用は費用全体の約1〜2割が目安です。

高圧洗浄費用の単価は約500円/㎡

屋根塗装の際には、必ず高圧洗浄費用がかかります。

既存の屋根材は長年の汚れがこびり付いており、そのまま塗装すると塗膜が屋根に正常に接着しません。塗り替えたつもりが、すぐに塗膜が剥がれてしまいます。

新しい塗膜を正常に接着させ、耐久性を高めるためにも、塗装前の高圧洗浄が重要です。

屋根塗装の見積書に高圧洗浄費用が含まれていない場合は、よく確認する必要があります。

高圧洗浄費用の単価は、1㎡あたり約500円であり、比較的安価に済みます。

たとえば、30坪2階建てで屋根面積が約60㎡の場合は以下のように計算できます。

高圧洗浄費用=500円/㎡ × 60㎡=3万円

コーキング費用は数万円

屋根周りでは、以下のようなさまざまな部分で隙間を埋める充填じゅうてん剤であるコーキングが使われています。

  • 屋根材の隙間部分
  • 屋根材と水切り金物との接続部分
  • 屋根と外壁の接続部分
  • ビスの頭部分

なお、水切り金物とは、屋根の端などに取り付けて雨水の浸入を防ぐ部品です。

塗装が劣化する時期には、コーキングも同じく劣化していると考えられるため、塗装と合わせて交換する必要があります。

コーキング費用については、屋根の形状や種類によって大きく異なるため、現地で事前調査をしなければ正式な金額は算出できません。現地調査をせずに施工会社がコーキングの見積もりを出している場合は、どのように算出したのか確認する必要があります。

コーキング費用は、費用全体に対しての割合が小さく、数万円程度で納まる場合が多いです。

諸経費は全体の約10~20%

諸経費は、以下の2つで構成されています。

現場管理費
現場で必要な経費
一般管理費
会社運営で必要な経費

屋根塗装で必要な塗装費用や高圧洗浄費、足場費用などの工事に直接必要となる費用以外に、以下のような費用が諸経費として計上されます。

  • 現場を管理する作業員の人件費
  • 現場に材料を運搬するための費用
  • 現場での安全対策費用や保険費

費用全体に対して約10〜20%ですが、会社の規模によっても変わってきます。

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【計算例】屋根塗装にかかる費用の合計

屋根塗装にかかる費用の合計については、以下の3パターンを例として紹介します。

  • スレート屋根の塗装(ウレタン系塗料)費用
  • スレート屋根の塗装(フッ素系塗料)費用
  • スレート屋根の塗装と外壁塗装を組み合わせた費用

例1:スレート屋根の塗装(ウレタン系塗料)費用

30坪2階建て、スレート屋根の塗装費用の目安は、以下のとおりです。

例1の費用
項目 費用(円)
塗装費用(ウレタン系塗料の場合) 11万8,800
足場費用 27万
高圧洗浄費用 3万
コーキング費用 6万
その他雑(樋掃除、樋の塗装、水切り塗装など) 11万3,000
諸経費 11万8,000
小計 70万9,800
消費税(10%) 7万980
合計 78万780

例2:スレート屋根の塗装(フッ素系塗料)費用

30坪2階建て、スレート屋根の塗装費用の目安は、以下のとおりです。

例2の費用
項目 費用(円)
塗装費用(フッ素系塗料の場合) 29万7,000
足場費用 27万
高圧洗浄費用 3万
コーキング費用 6万
その他雑(樋掃除、樋の塗装、水切り塗装など) 11万3,000
諸経費 11万8,000
小計 88万8,000
消費税(10%) 8万8,800
合計 97万6,800

同じスレート屋根でも、塗料の違いによって費用に差が出ていることがわかります。

例3:スレート屋根の塗装と外壁塗装を組み合わせた費用

30坪2階建て、スレート屋根と外壁塗装費用の目安は、以下のとおりです。

例3の費用
項目 費用(円)
屋根の塗装費用(フッ素系塗料の場合) 29万7,000
外壁の塗装費用(フッ素系塗料の場合) 100万
足場費用 27万
高圧洗浄費用 13万
(屋根3万+外壁10万)
コーキング費用 21万
(屋根6万+外壁15万)
その他雑(樋掃除、樋の塗装、水切り塗装など) 11万3,000
諸経費 40万
小計 242万
消費税(10%) 24万2,000
合計 266万2,000

屋根と外壁の塗装を別々でする場合、上記の足場費用が2倍かかります。同時に行うことで、足場費用の27万円が1回分で済みます。

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屋根塗装の費用を抑えるコツ

屋根塗装の費用を抑えるには、以下3つのコツがあります。

  • ライフサイクルコストを考慮した耐久性の高い塗料を選ぶ
  • 補助金を活用する
  • 複数の施工会社に見積もりを依頼する

ライフサイクルコストを考慮した耐久性の高い塗料を選ぶ

建物は何十年と長年付き合っていくものです。そのため、初期費用だけでなく、メンテナンスでかかる費用などライフサイクルコストを考慮する必要があります

たとえば、ウレタン系塗料とフッ素系塗料の場合、塗装自体はフッ素系塗料のほうが費用が高くなりますが、メンテナンスサイクルが長くなります。

建物の寿命を60年として計算すると、ウレタン系塗料の場合は10年目、20年目、30年目、40年目、50年目の5回塗装が必要です。1回の塗装費用が約78万円だとすると、合計で390万円がかかります。

一方、フッ素系塗料であれば、20年目、40年目の2回塗装が必要です。1回の塗装費用としてウレタン系塗料よりも高い約100万円がかかっても、合計は200万円です。

60年のライフサイクルで検討すると、耐久性が高い塗料を選択するほうが結局は安く済むことがわかります。

補助金制度を活用する

各地方公共団体(自治体)では、屋根や外壁の塗装なども含めた住宅のリフォーム支援事業の取り組みがあります。

屋根の塗装に使える補助金制度については地方公共団体によって異なり、たとえば、以下のような補助金制度があります。

補助金制度の例
  制度名 補助金額
東京都足立区 省エネリフォーム補助金
  • 工事費用の3分の1
  • 上限5万円
東京都品川区 住宅改善工事助成事業
  • 工事費用の10%
  • 上限20万円
千葉県市川市 あんしん住宅助成制度
  • 工事費用の3分の1
  • 上限10万円
大阪府摂津市 住宅リフォーム補助金
  • 工事費用の50%
  • 上限25万円

ただし、補助金制度によっては、省エネに配慮したリフォームが対象だったり、遮熱機能がついた塗装を採用するなど工夫が必要だったり、さまざまな条件があります。詳しい条件は各ホームページを確認しましょう。

複数の施工会社に見積もりを依頼する

屋根塗装は専門的知識が必要なため、まずは施工会社へ見積もりを依頼してみましょう。

見積もりは、1社だけでなく複数社へ依頼することで適正価格が把握できます。また、会社間で競争意識が働くため、コストを安く抑えることにもつながります。

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