外壁塗装の期間は2週間です!工程別にかかる日数と工事中の過ごし方

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住宅と期間

外壁塗装工事は、2週間かかります。本記事では、準備から塗装後までの各作業工程に分けて紹介します。

また、工事期間中は、業者の出入りや独特なにおいがあるため、ストレスを感じる人も多いです。

どうすれば工事の邪魔にならず、快適に過ごせるのかポイントを確認してみましょう。

こんなにある作業工程!外壁塗装期間は2週間

一般的な戸建住宅の外壁塗装の工事期間は、約2週間が目安です。各工程の手順と工期は以下のとおりです。

  1. 準備(1日)
  2. 下地処理(3日)
  3. 塗装(4〜5日)
  4. 塗装後(2日)

作業期間は上記日数に予備日を加えた約2週間です。屋根塗装が加わると、工期が3日間延びます。

屋外作業のため、風雨や雪などで作業ができなかったり、乾燥に時間がかかったりすることで工期は延長される可能性があります。

準備工程

近隣住民とのトラブル回避や、安全に工事を進めるための準備を1日かけて行います。

あいさつ回り

外壁塗装工事中は、塗料の飛散やにおい、騒音などが原因で近隣の方とトラブルになるケースがあります。トラブル回避のためにも、事前にあいさつ回りを済ませておきましょう。

ご近所付き合いのマナーとして、直接訪問し、次の内容を伝えましょう。

  • 工事開始日と施工予定
  • 具体的に洗浄水やにおいの飛散、騒音などどのような迷惑がかかるか
  • 気になる点があれば、配慮する旨
  • 路上に塗装業者の車が駐車する旨
  • 作業時間や休日作業の有無

足場設置場所の確認

隣家との間に足場を設置するためのスペースがあるか、敷地内に高低差がないかなどを調べます。
場合によっては、隣家の敷地を借りて設置するケースもあるため、事前の確認が必要です。

足場設置・飛散防止シート取り付け

足場を設置することで、高圧洗浄や下地処理、養生、塗装といった工程を、安全に効率よく行えます。

足場には、洗浄水や塗料など飛散防止のため、メッシュシート(養生シート)を取り付けます。

下地処理工程

外壁塗装前の下地処理を怠ると塗料ののりが悪く、完成後の劣化や耐久性に問題がでてきます。

丁寧な作業が必要なため、約3日かかります。

高圧洗浄

外壁に付着した汚れやホコリ、コケ、黒ずみ、古い塗膜などを高圧洗浄機でキレイに洗い落とします。
洗浄で外壁に残った水分を十分に乾かしてから、下地処理を行います。

下地処理

下地処理は、以下の作業をすることで塗料の密着性を良くします。

  • 壁や天井に発生したひび割れなどの劣化部分の補修
  • シーリングの打ち直し

シーリングは、外壁材の隙間などをシーリング材で埋めて、隙間からの水の浸入を防ぐ役割があります。

金属部分は、サビや古い塗膜を落としておきましょう。

養生

養生とは、窓ガラスやドア、植栽、室外機など、塗料がつくと困る場所を、ビニールシートなどで覆うことです。

また、塗り分けの境目をキレイに出す役割もあり、仕上がりに大きく影響する大切な工程です。

塗装工程

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3つの工程があります。
それぞれの塗装の間で十分な乾燥が必要なため、4〜5日かかります。

下塗り

外壁素材に合わせてプライマーやシーラー、フィラーなどの塗料を使用して、下塗りを行います。

プライマーやシーラー、フィラーは下塗り用の塗料です。それぞれの違いについては、下記のコラムをご参照ください。

下地を強化し、塗り重ねる塗料の密着性を高める役割があります。

下塗りが不十分だと、塗料がはがれたり、ムラがでたりして仕上がりが悪くなります。

中塗り

中塗りを省略して、いきなり上塗りをする塗装業者も存在します。しかし、この工程を省くと必ず上塗りでムラができてしまいます。​​

上塗り

中塗りが十分に乾燥したら、仕上げに上塗りを行います。一般的に上塗りは、中塗りと同じ塗料を塗り重ねます。

それにより、塗膜の厚みが増し、耐久性が向上します。

付帯部ふたいぶの塗装

破風板と鼻隠しの図解

破風板と鼻隠しの図解

外壁に付帯する軒天のきてんや雨どい、鼻隠し、破風板はふいたなどの付帯部に塗装を施します。
軒先に取り付けられる横板が「鼻隠し」、屋根の側面に取り付けられている板が「破風板」です。

特に、樹脂製の雨どいは紫外線で劣化しやすく、塗装をすることで長持ちします。

塗装後の工程

塗装が完了し、完全に乾燥すると塗装後の工程に進みます。

完了検査

完了検査には施主も立ち会いを求められ、塗装業者といっしょに、仕上がり状態の確認をします。

塗り忘れや塗料の飛散がないかなどを、細かくチェックしましょう。不具合や気になる点があれば、補修作業が施されます。

足場解体、清掃

養生やメッシュシートを取り外し、足場を解体します。

足場撤去中に足場材が塗装面に当たるおそれがあるため、作業終了後に、塗装面にキズがついていないか再点検しておきましょう。

撤去作業終了後、産業廃棄物の片づけと清掃を済ませ、工事は完了です。

アパートやマンションの外壁塗装にかかる期間

アパートやマンションの場合、建物の見た目が劣化していると、入居者を募りにくいでしょう。

建物の性能維持と老朽化防止のため、定期的に外壁塗装などの修繕を行いましょう。

アパートの外壁塗装工事にかかる期間

一般的な、単身世帯用の部屋が8戸程度ある50〜60坪のアパートであれば、工事の期間は、2〜3週間が目安です。作業工程は、戸建とほぼ変わりません。

しかし、建物の規模が大きくなると、バルコニーや廊下、外階段など共用部分が増えるため、作業期間は長くなります。

マンションの外壁塗装工事にかかる期間

マンションの外壁塗装工事にかかる平均的な期間は、以下のとおりです。

規模別マンションの工事期間
  工事期間 総戸数
小規模マンション 3~4カ月 50戸未満
中規模マンション 4~6カ月 50~100戸
大規模マンション 半年~1年 100戸以上、タワーマンションなど

マンションの外壁塗装工事は、大規模な建物になると、足場の組み立てからかなりの時間を要します。

さらに職人の待機スペースや仮設トイレを設置したり、屋上やバルコニー、外廊下への防水工事を施工したりするため、工事期間は長期に及びます。

中規模マンションを例に、工期を簡単に紹介します。

中規模マンションの工程ごとに必要な工事期間
外壁塗装の工程 工事期間
足場・仮設設備・飛散防止対策 15~20日
下地補修・シーリング工事・鉄部塗装工事 2週間~1カ月
外壁塗装・防水工事 1~3カ月

マンションの外壁塗装工事はほとんどの場合、大規模修繕工事の時期に施工されるのが一般的です。
ただし、塗装のはがれやひび割れなど、劣化が激しいときには塗装工事のみが行われる場合があります。

なお、国土交通省の「民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック」によると、外壁塗装の修繕は、11~18年を目安に行われます。

建て方・資材、立地等にもよりますが、主な部位について、一般的に修繕を行う目安は以下のとおりです。
外壁塗装➡11~18年目 民間賃貸住宅の計画修繕ガイドブック A3版[PDF形式:2570KB] A4版[PDF形式:4466KB]

工事期間中はどう過ごせばいい?

外壁塗装工事は、1日や2日で終わる工事ではなく長い施工期間があります。工事期間中でも自宅に住み続けているため、不安に感じる人も多いです。

工事期間中、安心して生活ができるよう、知っておきたいポイントを説明します。

工事中は留守にしても大丈夫

外壁塗装の工事中は買い物などで留守にしても問題ありません
出かけるときには、塗装業者にひと声かけておくとよいでしょう。

ただ、足場やメッシュシートで家の周りが覆われており、

周囲から視界が遮られるため、空き巣の被害に遭わないように警戒が必要です。

家を空けるときには、しっかりと施錠をしてから出かけましょう。

窓は開けず、エアコンを利用して快適に過ごしましょう

窓を開けると臭いだけでなく工事中のチリやホコリまで入ってきます。
さらに、外壁用塗料は、安全性が高く人体に無害ですが、溶剤の独特なにおいが強いです。

日中の換気は最低限にして、工事中はできるだけ窓を開けないようにしましょう。
室内の温度が気になる場合は、エアコンを利用して快適に過ごしましょう。

ただ、エアコンの室外機を養生して覆った場合、エアコンの使用ができません。施工業者に使用できるか確認しましょう。

外に洗濯物は干さない

外に洗濯物を干すと塗料が飛散したり、臭いがついたりする可能性があります。

特に外壁の洗浄や塗装中は、近隣への飛散も考えられます。飛散が予想される工事日をあらかじめ近隣の人に伝えるなどの配慮が必要です。

しかし、塗装をしていない期間であれば、外に洗濯物を干すことはできます。
具体的な日時や時間などは塗装業者が説明してくれますので、その指示に従うようにしましょう。

給湯器の使用は控えましょう

塗装の工事中、室外に設置されたガスの給湯器は、一時的に養生シートやビニールで覆われます。
養生したまま、給湯器を使用すると着火不良や異常着火が起こり、故障の原因になるため、使用できません。

また、換気ができない状態での給湯器の使用は、不完全燃焼となり一酸化炭素が発生します。
室内に流入すると、一酸化炭素中毒になる可能性があり非常に危険です。

一酸化炭素は無色無臭のため五感では感じにくい気体ですが、強い毒性があります。一酸化炭素中毒になると頭痛や吐き気の症状が現れ、失神や意識不明などに至ります。

養生で覆われた状態で、ガスの給湯器の使用は、非常に危険です。絶対に使用しないでください。

工事の際、建物の給排気設備、給湯機器等をビニール等で養生する場合
建物外壁塗装工事の際はお客さまへガス・石油機器を使用しないようにお知らせください 株式会社 ノーリツ「建物外壁塗装工事の際のご注意について」

専門業者に相談しましょう

塗装工事には多くの工程があり、各工程ごとに丁寧な仕事が要求されます。

工期を短縮するためには、職人の数を増やしたり、塗装する時期を変更したりすることもありますが、一般的な工期は2週間です。

短期間で工事が済むと提案する塗装業者には注意が必要です。手抜き工事や工程を飛ばすおそれがあり、低品質な施工になりかねません。

専門業者に相談するためには、一括サイトが便利です。
物件情報を入力するだけで、複数の専門業者に見積もりと相談ができるため、比較してから依頼できます。

外壁塗装の期間や期間中の過ごし方について、理解できましたか?専門業者のプロに見積もりの依頼と相談を一括で行いましょう!!

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外壁塗装の期間に関するよくある質問

外壁塗装工事の期間は、どのくらい?
一戸建ては、2週間程度です。建物の大きさや季節によっては、さらに期間がかかることがあります。
外壁塗装工事期間中の過ごし方は?
窓を開けない、洗濯物を外に干さない、ガスの給湯の使用はしないの3点を留意しましょう。家を留守にできますが、施錠は忘れずに行いましょう。
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